ある女性が玄関先で驚きの光景を目にしました。なんとそこには全身がコンクリートで固まり、目を開けることすらできない猫がいたのです。
イングランドのブリストルに住むフェイさんは、ある日、自宅の前でコンクリートに覆われた猫を発見しました。後に『グラント』と呼ばれるようになるその猫は、発見された時にはすでに顔や背中の硬化が始まっていて、目を開くこともできない状態だったのです。
フェイさんはすぐにグラントを近くの動物病院へ連れて行き、獣医のシェリダンさんがコンクリートで硬化した身体の毛が剃り落とされました。
シェリダンさんは、最初にグラントを見た時「もしコンクリートが呼吸器に入り込んでいた助からないだろう」と考えていたそうです。
幸いなことに猫の呼吸器官には損傷がなく、後に後遺症が残ることはなかったそうです。
グラントはその後、シェリダンさんの家で他の猫達といっしょに暮らすことになりました。毛はまだ生え揃っていませんが、少しずつ元気を取り戻しているそうです。
人為的か、それとも事故かは分かりませんが、グラントが無事で何よりでした。これからは、優しいシェリダンさんや同居猫といっしょに楽しく暮らしていって欲しいですね。
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