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ご飯を探してバルコニーまで登ってきた子猫。家に入れて欲しそうに窓の外に留まり続け、保護してもらうと幸せいっぱいに

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約2週間前、イザベルさんが窓の外のバルコニーにいる子猫の姿に気づきました。子猫がどうやって建物を登ってきたのかが分からなかったイザベルさんは、子猫が窓の外にいたことに非常に驚きました。

子猫はとてもお腹を空かせていて、食べられるものを探し回っていました。自宅で猫を飼っていて動物の保護活動を行っているイザベルさんは、小さな訪問者のためにご飯の入ったボウルをバルコニーに置きました。

すると子猫はすぐにボウルの半分ほどのご飯を一気に食べました。そしてお腹が満たされると、家の中にいる猫達の様子を興味深そうに観察してきました。

子猫はとても痩せていて、全身が土や埃で覆われていました。子猫は家の中に入りたそうにしていて、窓のそばをウロウロしていました。

その姿を見たイザベルさんは子猫を驚かせないように慎重に窓を開けて外に出ました。すると子猫は後ずさりしたり逃げたりすることなく、家の中に入れてもらうまでイザベルさんのことをジッと見つめてきました。

イザベルさんに保護された子猫は、たくさんのご飯や新鮮な水、快適な毛布のある静かな部屋で過ごし始めました。「子猫は自分を世話してくれる人が現れたことをとても喜んでいました」と保護施設『シャトン・オルフラン・モントリオール』のセリーヌさんが言いました。

「イザベルさんは子猫に飼い主がいるかもしれないと思い、近所の家を尋ねて回りましたが、子猫を探している人は誰もいませんでした。」

『ティピア』と名付けられた子猫は推定年齢が生後4ヶ月でした。「イザベルさんはティピアが最高のケアを受け、良い家を見つけられるように、私達の施設に連絡してきました。」

こうして空腹で路上を彷徨い歩いていたティピアは、イザベルさんのおかげで新しい生活を始めることができたのです。

ティピアは胃のトラブルの治療を受け、お風呂で全身を綺麗にしました。さらに美味しいご飯、安全な家、そしてたくさんの愛情で体重が確実に増え始めました。

最初の頃は突然の物音に警戒していたティピアでしたが、すぐに新しい環境に慣れて、養育主さんに心を開きました。ティピアは人間のそばにいると安心するようになり、自分が愛されていると感じるようになったのです。

「ティピアは現在、養育主さんの家で他の保護子猫達と一緒に暮らしていて、彼らの仲間になりたいと思っています。」

「ティピアは撫でられるのが大好きで、抱きしめられるとすぐにゴロゴロと喉を鳴らし始めます。彼女がいっぱい抱っこして欲しい時は、懇願するような目でジッと見つめてきます。」

またとってもフレンドリーなティピアは、仲良くなった先住猫や養育主さんのことを楽しそうに追いかけているそうです。

「ティピアはとっても好奇心旺盛で、社交的で遊び好きです。特に羽がついたオモチャが大好きで、養育主さんがオモチャを振るとすぐに駆け寄ってきて全力で遊び始めます。」

「そして遊び疲れると窓辺で日向ぼっこをしながら幸せそうに眠り始めます。また夜になると人間のベッドに登ってきて、かまって欲しい時は愛らしい姿で足に擦り寄ってきます」とセリーヌさんが話してくれました。

こうして助けを求めてバルコニーに現れたティピアは、優しい人達のおかげで安全な生活を手に入れることができました。これからもティピアはたくさんの愛情を感じながら、元気いっぱいに成長していくことでしょう(*´ω`*)
出典:comrescuemontreallovemeow

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