ある日、ケイティー・ドゥーダさんが家を必要としている2匹の子猫の写真に出会いました。ケイティーさんはこの時、愛猫の『ラッキー』を失ったばかりで、深い悲しみに暮れていました。
ケイティーさんは子猫達を家族に迎えることを決めて、養育主さんの家に『リバー』と弟の『レミ』を迎えに行きました。そしてケイティーさんはその時、リバーに何か特別なものがあるように感じました。
「養育主さんから引き取った時、リバーの胸に大きなハートマークがあるようにも見えましたが、その時はまだしっかりと確認していませんでした。私は保護施設『レン・レスキューズ』のことをとても信頼していて、子猫達を引き取りに行った時も、彼らと遊んだり、しっかりと全身を調べたりすることはありませんでした」とケイティーさんが言いました。
家に着いたリバーはとても内気でどこかに隠れたがっていたため、ケイティーさんは静かで居心地の良いスペースを用意しました。その後、リバーが新しい家族に慣れてくると、ケイティーさんはリバーにハートマークがたくさんあることに気づき始めました。
「私はリバーの胸にハートマークがあることを確認しました。また彼の鼻はとても綺麗なハート型で、足やアゴの下にもハートの模様があることが分かりました。私はこれまでに7つの完全なハートマークを発見し、2つのスポットが時々ハートマークのように見えることに気がつきました。」
リバーはハートに覆われているだけではなく、心の中も愛情に満ちていました。
「リバーは年齢を重ねた猫のように見える時があります。彼はとても落ち着いていて、気配りができ、非常に愛情深い猫です。リバーとレミは子供達にもとても優しく、いつも心を癒してくれます。」
「ふたりは私達の心に平和をもたらす存在です。そしてリバーのハートマークは、愛猫を失った私達の壊れた心を修復してくれています。」
リバーは人間の兄弟と遊ぶことも好きですが、いつも弟の『レミ』に気を配っています。
「リバーはレミのほぼ2倍の大きさで、レミの保護者代わりになっています。昨日、レミはダイニングルームにある大きな鉢植えに座りたがっていました。でも私が土で遊ぶのを思い留まらせるために、鉢植えにアルミホイルを入れていたため、少し不機嫌そうにしていました。するとリバーがレミのためにアルミホイルを取り除いて、レミを土の上に寝かせてあげていました。」
リバーのハートマークは常に近くにありますが、ケイティーさんにはそのハートマークが、リバーを引き取った選択が間違いではなかったことを教えてくれる印のようにも感じているそうです。
「私は最初の頃、リバーのハートが私達家族のことをどれだけ愛しているかを伝えているように感じていました。彼のハートには実際にはそのようなメッセージがないかもしれませんが、彼が運んでくる愛情は常に私達の心を温め続けています」とケイティーさんが嬉しそうに話してくれました。
出典:rivers_hearts/thedodo