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建物の隙間から、優しい青年に救い出された幼い子猫。助けてもらえたのが嬉しくて、幸せいっぱいに喉を鳴らし続ける

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ロサンゼルスの保護施設『アレー・キャット・レスキュー』で保護活動を行っているドリューさんは、先週の土曜日にTNR活動(野良猫の不妊去勢手術を行い、元の場所に戻す活動)を行うことにしていました。

「私はその日、TNR活動の予定を立てていました。そして、車に必要な道具を積んで出発しようとした時、どこからか子猫の叫び声が聞こえてきました。私はすぐに辺りを見渡しましたが、子猫の姿を見つけることができませんでした」とドリューさんは言いました。

困っている子猫を放っておけなかったドリューさんは、さらに子猫を探すことにしました。そして、ドリューさんが鳴き声を頼りに調査を続けていると、建物の隙間に挟まっている子猫の姿を発見したのです。ドリューさんはすぐに子猫に手を伸ばし、隙間から子猫を助け出そうとしました。

一方の子猫はドリューさんの姿を見ると、さらに大きな声で叫び、身体を器用に動かしながら隙間の外へと出てきました。

「前の晩はとても寒かったため、子猫は少しでも暖かい場所に避難しようとしていたようです。彼女がどうやってこの場所に辿り着いたのかは分かりませんが、彼女はそこで寒さに耐えることができました。」

ドリューさんが子猫を抱きかかえると、子猫はすぐに落ち着きました。ドリューさんは子猫を自宅に連れて帰り、保護施設に連絡をして、動物病院を予約しました。

子猫の目の状態は悪く、獣医さんによる治療を必要としていました。しかし、それ以外の部分は悪いところはなさそうでした。子猫はすっかりドリューさんの温かい手の中が気に入ったようで、保護から2時間後にはドリューさんの手の中で喉を鳴らしながら眠りに落ちたそうです。

翌日、ドリューさんは子猫を動物病院へと連れて行き、子猫が生後2週半〜3週ほどだと分かりました。

その後、養育ボランティアさんがドリューさんから子猫の世話を引き継ぎました。子猫はブランケットに包まれると、大きな音でゴロゴロと喉を鳴らし始めたそうです。

「子猫がどうやって壁の隙間まで辿り着いたのかは誰にも分かりませんが、彼女は見つけてもらえたことにとても感謝しているようでした。彼女は現在、必要な治療を受けていて、確実に回復へと向かっています」と保護施設のスタッフは言いました。

独りぼっちになっていたところを保護された子猫は、抱きしめてくれる人と出会えて、大きな幸せを感じることができたのです。

「子猫は最初からとても甘い性格です。彼女はお腹を撫でられると、幸せそうにフミフミを始めます」とドリューさんは話してくれました。

子猫はハグをしてもらうのが大好きで、抱きしめられるとすぐに眠りに落ちていくそうです。

こうして建物の隙間に挟まっていた子猫は、ドリューさんのおかげで無事に助け出されることができました。安全な家の中で暮らし始めた子猫は、養育主さんの看護で身体を回復させ、幸せいっぱいの生活を歩み始めることでしょう。
出典:lacatboylovemeow

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