ある雨期の季節にコーヒーショップで雨宿りをしていた女性は、雨の音に混じって子猫の鳴き声が聞こえたような気がしました。それから数時間後、また鳴き声のような音を聞いた女性は、店を出て音がする方に歩いていくと、ダンボールの中でズブ濡れになっている子猫を発見したのです。女性はすぐに子猫を拾い上げると、自宅へと走りました。
子猫はとても空腹だったようで、哺乳瓶いっぱいの猫用ミルクを5分もかけずに飲み干してしまいました。
その後、女性の献身的な看病のおかげで、子猫はすっかり元気になりました。しかし、保護から1ヶ月が過ぎても、人間に捨てられた記憶が残っているのか、女性に心を開こうとしなかったのです。
しかし、女性は諦めずに子猫の世話を続けました。
保護から2ヶ月後
子猫は少しずつですが、女性に楽しそうな姿を見せるようになってきました。
そして保護から6ヶ月後
子猫はついに女性のそばでくつろぐようになったのです。
どれだけ自分が愛されているかを理解した子猫は、自らも愛情を示すようになったのです。今では、女性の元から片時も離れることがないくらいの甘えん坊になりました。
手のひらに収まるほどだった子猫は、すっかり美猫へと成長しました。身体が大きくなるにつれて、ふたりの信頼関係はさらに深まっていったのです。
雨の中、びしょ濡れになって助けを求める子猫の声は、優しい女性の耳に届きました。半年間かけて築いた信頼関係は、もう壊れることはありません。これからも大好きな女性といっしょに、幸せな日々を過ごしていって欲しいですね。
出典:reddit.com