先週の金曜日の早朝、ロンドンのレイトンの通りを歩いていたジョージさんが、驚くものを発見しました。なんと歩道の真ん中に猫が入ったままのキャリーケースが置いてあったのです。
さらにジョージさんはキャリーケースの近くで、猫のオモチャや猫用品が散乱しているのを見つけました。ジョージさんはそれを見て、誰かが猫を置き去りにしたのだろうと思ったそうです。
ジョージさんがキャリーケースの中を覗くと、1匹の猫が助けを求めて鳴いてきました。
ジョージさんが猫をどうするかを考えていると、道路の端で1人の男がキャットツリーを捨てているところを目撃しました。男はジョージさんに気づくと、すぐにその場から逃げていったそうです。
ジョージさんはすぐに警察に通報しました。
ジョージさんの電話が終わると、1人の女性が近づいてきて、地元にある保護施設『セリア・ハモンド・アニマル・トラスト』に助けを求めることを提案してきました。ジョージさんは女性の提案に感謝して、すぐに施設に連絡を入れたのです。
その後、施設のスタッフのマーカスさんが現場に駆けつけて来ると、ジョージさんはようやく胸をなでおろしました。ジョージさんは猫が大好きですが、ペット禁止のアパートに住んでいたため、猫を迎えることができなかったのです。
ジョージさんは時々、保護した猫の様子を見るために、施設に足を運ぼうと考えているそうです。
保護された猫はとても人間に懐いていて、いつもスタッフ全員に抱擁と愛情を求めてきます。そんな猫のためにスタッフ達は、永遠に幸せにしてくれる家を探そうと心に誓ったそうです。
こうして優しいジョージさんのおかげで、猫は無事に保護施設に行くことができました。猫と一緒に暮らすのは想像以上に大変なことです。可哀想な猫を増やさないためにも、中途半端な気持ちで猫を飼うのは絶対に止めましょう。
現在、スタッフ達は保護猫の新しい里親さんを探していますが、しっかりと世話をしてくれる人が現れるまで、里親さん探しを続けていくそうです。辛いことを経験した分、新しい家族と共に幸せな人生を歩んでいって欲しいですね。
出典:facebook.com