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撫でてもらうために女性のところまで歩いてきた野良猫。2日後に女性の家で出産し、全ての愛情を子猫達に注ぎ始める!

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先月末、ケイティーさんがフィラデルフィアの北東部にある保育園の近くで1匹の野良猫に出会いました。保護施設でボランティアをしているケイティーさんは、猫をそのままにしてその場を去ることができませんでした。

「私はその時、仕事を終わらせて自宅に帰っている途中でした。そのため捕獲器もキャリーも猫用の食べ物も持っていませんでした。でも私は猫の姿を見て、すぐに助けなければならないと強く感じました」とケイティーさんが言いました。

大きなお腹の猫はケイティーさんの存在に気づくと、真っ直ぐに向かってきました。「私は身をかがめて手を伸ばしました。猫は撫でられるためにさらに私の方へと近づいてきました。」

猫はとてもフレンドリーな性格で、明らかに妊娠していたため、ケイティーさんは猫の保護活動をしている人に助けを求めました。

猫はその後もケイティーさんに撫でられることを楽しんでいました。「私は最初、猫を車に乗せようとしましたが、上手くいきませんでした。そのため私は応援を呼んで、猫を見失わないようにしていました。私が助けを持っている間、猫は1時間以上も私と一緒の時間を過ごしてくれました。」

路上の猫出典:casadekittiesphl

その後、『プリシラ』と名づけられた猫は無事に路上から助け出されて、ケイティーさんの家で過ごし始めました。プリシラはまるで何日もご飯を食べていなかったかのように、たくさんのご飯を勢いよく食べました。そして、暖かいベッドの中でリラックスしながら、今までの睡眠不足を取り戻すかのように長い時間眠り続けたのです。

「翌日、私はプリシラがあまりご飯を食べていないことに気づきました。彼女は落ち着きがなく、大きな声で鳴いていました。私は彼女の出産が近いことに気づきました。」

「私はプリシラと子猫達のために巣箱を作りました。そしてその日は眠りにつくまで、彼女を慰めるために可能な限り多くの時間を費やしました。」

そして午前1時30分頃、ケイティーさんがプリシラの様子を見に行くと、それから30分の間に2匹の子猫を出産しました。さらに朝を迎えるまでに4匹の子猫を出産し、合計で6匹の子猫達の世話を始めました。

「午前7時30分頃にプリシラの様子を見に行くと、彼女は私に生まれたばかりの子猫達を見せるかのように、身体をひっくり返しました。」

ケイティーさんは身体の小さな子猫に補助的にミルクを飲ませましたが、子猫達の世話のほとんどをプリシラが行いました。プリシラは子育てに必死で、ご飯を食べ忘れることもありましたが、その時はケイティーさんがご飯の入ったお皿をプリシラの目の前まで持って行ってあげました。

「プリシラは可能な限り子猫達と一緒にいたかったため、彼女が子育てをしている間、私が彼女にご飯を食べさせました。」

プリシラは数日間休むことなく子育てを続けた後、ストレッチやエネルギー補給、そしてケイティーさんの愛情を得るために、授乳の間に短い休憩を取るようになりました。

「プリシラはとても甘いお母さんで、いつも柔らかいものをこねています。また、私が彼女を撫でるのを止めると、『もっと撫でて!』とばかりにナデナデを要求してきます。」

「私が子猫達の体重を量っている時も、プリシラは毎回注意深く私のことを確認しています。そして私が時間をかけ過ぎていると思った時は、すぐに起き上がって子猫をベッドに連れ戻します。」

「最初からとてもフレンドリーなプリシラは、人間に撫でられることが大好きで、今は授乳の合間に撫でられることを楽しんでいます。きっと子猫達がさらに大きくなったら、彼女はもっとたくさんの時間を撫でられることに費やすことでしょう」とケイティーさんが話してくれました。

こうして大きなお腹で路上を彷徨い歩いていたプリシラは、安全な家の中で子育てに全ての力を注ぐことができました。プリシラはもう野外の厳しい環境の中で過ごす必要がないことを知っていて、大切な子猫達にたくさんの愛情を注ぎ続けているのです。
出典:casadekittiesphllovemeow

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