凍えるような寒さの中、保護団体『ウィスカーズ・ア・ゴーゴー』のスタッフ達は、路上で暮らしている子猫を見つけた夫婦から連絡をもらいました。
夫婦は子猫を放っておくことができなくて、保護団体に助けを求めました。そして、保護団体の支援を受けながら捕獲器を設置して、子猫を安全な場所へと連れて行くために出来る限りのことをしました。
「夫婦は毎晩凍えるような寒さの中、食べ物を用意して捕獲器を設置し、子猫を観察しながら試行錯誤を続けました」と保護団体のスタッフが言いました。
その間に夫婦は2匹の成猫を保護して、獣医さんの診察と避妊手術を受けさせました。しかし、なかなか子猫を捕まえることはできませんでした。
その後、地域一帯を吹雪が襲い、子猫は完全に姿を消しました。そして、目撃情報が無いまま数日が過ぎましたが、夫婦は決して子猫の保護を諦めませんでした。
ある晩、夫婦は捕獲器の中にチキンを入れて、スマートフォンで子猫の鳴き声を流しました。すると近くから子猫の小さな声が返ってきました。
そしてついに子猫を保護することに成功したのです!
出典:bennygettingpets
「子猫は警戒して『シャーシャー!』と威嚇してきましたが、一度家の中に入ると、外での生活に向いていないことがすぐに分かりました。」
最初は新しい環境に戸惑って物陰に隠れていた子猫でしたが、養育主のレイチェルさんに悪意が無いことに気づくと、明らかに様子が変わっていきました。レイチェルさんが忍耐強く接し続けて、たくさんのオヤツを食べさせてあげると、子猫は徐々にリラックスしていって、その瞳から恐怖の色が消えていきました。
レイチェルさんは汚れていた子猫の顔を優しく拭いて、柔らかいタオルで包み込み、ここが安全な場所だと伝えました。
そして、子猫が部屋の中を探索しようとした時、レイチェルさんは子猫が足を引きずっていることに気づきました。「獣医さんに診てもらったところ、子猫は保護される前から股関節が脱臼していたことが分かりました。」
出典:bennygettingpets
『ベニー』と名付けられた子猫はいずれ手術をする必要がありますが、今は信頼できるレイチェルさんの元で、愛情深い飼い猫達に囲まれながら最善のケアを受けています。
ベニーは食べ物に目がなく、人を喜ばせることが大好きです。そんなベニーがオヤツを貰いたい時は、レイチェルさんに鼻キスをしておねだりしてくるそうです。
ペニーは街中の喧騒と冬の寒さから遠く離れた場所で、レイチェルさんや家族と初めてのクリスマスと元旦を祝いました。ベニーのお腹は毎日満腹で、まるで路上での生活が遠い日の記憶のように、常にリラックスしながら幸せそうに過ごしているのです。
「ベニーは安全な家の中で必要なケアを受けながら、毎日の暮らしを全身で楽しんでいます。」
出典:bennygettingpets
ベニーはもう食べ物や避難場所を探し回る必要はありません。ベニーは今、お気に入りのソファーの上で寝そべったり、レイチェルさんの上で丸くなったりしながら、充実した日々を送っています。今後、股関節が完全に治ったら、さらに多くのことを覚えて、自分が何でも出来ることを証明することでしょう。
今のベニーは室内生活を完全に受け入れていて、昼寝中にソファーに置かれたクッションに顔をうずめていることもよくあるそうです。
ベニーのような不幸な猫を救うには多くの人達の協力が必要です。ベニーの未来は、決して保護を諦めなかった夫婦や保護団体のスタッフ達、治療費を寄付をしてくれた人達や動物病院のスタッフ達、そしてレイチェルさんや家族のおかげで永遠に変わったのです。
「救助は決して一人の力で出来るものではありません。みんなの力でベニーはここまで来ることができました」と保護団体のスタッフが話してくれました。
出典:bennygettingpets
こうして凍えるような寒さの中、路上での生活から助け出されたベニーは、安全な家の中で暮らせるようになりました。これからもベニーはたくさんの愛情を受け取りながら、いつまでも幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう。
出典:bennygettingpets/lovemeow
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