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漫画のような目をした猫。ある日、路上から保護されて室内生活を始めると、とっても個性的な猫へと変わる!

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ある日、イギリスのノーフォークにある工場近くの野良猫のコロニーで、猫の保護活動をしている人達が特徴的な黒白猫の姿を発見しました。

猫は歯があまり残っていなかったため、いつも舌が見えていました。また目を閉じることができなくなっていて、第三眼瞼(だいさんがんけん。下まぶたの内側にあり、眼球を保護したり、涙を分泌したりする役割を担っている、人間には無い3番目のまぶた)を使って瞬きをしていました。猫を見つけた人達は猫が屋内での生活に適していると感じたため、猫を連れて行くことに決めました。

その後、『マウマウ』と名づけられた猫は、少しずつ家の中での生活に慣れていきました。するとマウマウは徐々に自信を持って行動するようになり、愛らしい個性が輝き始めました。

「私達はマウマウの写真を見るたびに、彼女の半分が猫で、半分が漫画ではないかと思っています」と保護施設『フィーライン・ケア・キャット』がFacebookに投稿しました。

それから1年ほどが過ぎ、マウマウが里子に出られるようになった時、施設のスタッフ達は特別なケアを必要としているマウマウのために、完璧な家を見つけることを心に誓いました。そんな中、動物病院で働いているアメリアさんがマウマウの姿を見て、一瞬で恋に落ちたのです。

「私は完全にマウマウに恋をしました。私が彼女に会いに行くと、彼女は私に向かって愛らしい声で挨拶してきて、私のことを温かく迎え入れてくれました」とアメリアさんが言いました。

社会化のために約1年間養育されてきたマウマウは、既に生涯の家に行く準備を完全に整え終わっていました。そしてマウマウはその日、自分のことを訪ねてきたアメリアさんのことを自ら選んだのです。

その後、アメリアさんの家で暮らし始めたマウマウは、新しい環境に戸惑ってベッドの下に隠れましたが、ここが安全な場所だと分かるとすぐにベッドの下から出てきました。そして家の中を隅々まで探索して、全ての椅子やベッドを自分のものだと主張し始めたのです。

マウマウは自分の周囲にいつも興味を持っていて、自分のシッポも含めて、動くものは何でも捕まえようとします。マウマウはフワフワのお気に入りのオモチャを持っていて、アメリアさんがそれを動かすとすぐに興味深そうに様子をうかがい始めて、元気いっぱいに飛びついてくるそうです。

マウマウは身体が最高の状態ではなく、時々物にぶつかることがありますが、本人はあまりそのことを気にしていないようで、毎日を楽しく過ごしているそうです。

「マウマウは非常に個性的な小さな猫です。彼女はとっても頑固な時があり、そんな時は自分の考えを絶対に曲げることはありません。」

マウマウはアメリアさんの行動が気になって仕方がない時があるようで、アメリアさんがキッチンにいると戸棚に登って、アメリアさんを見下ろしながらジッと観察していることがあります。またアメリアさんがソファーに移動すると、マウマウも近くに座って、可愛い舌を出しながらジッとアメリアさんのことを見つめてくるそうです。

「マウマウはとても好奇心が旺盛で、新しいものを見つけた時は調査しないと気が済まないようです。彼女は本当にいつも元気で、オモチャに飛びついたり、私の手を叩いたりしながら、毎日を楽しそうに過ごしています。」

マウマウはほとんど膝の上に乗ることはありませんが、時々無性にかまって欲しくなる時があるようで、そんな時は自らお腹を見せてナデナデを要求してくるそうです。

また、毎朝アメリアさんが目を覚ますと、マウマウが真っ直ぐに向かってきて、ベッド横にあるソファーの背もたれで愛らしい姿を見せてくれます。アメリアさんはその姿にいつも幸せを感じていて、素晴らしい一日のスタートを切ることができているそうです。

「マウマウが好きなことは食べることですが、お気に入りのオモチャを運んだり、日当たりの良い場所に座りながらくつろぐことも大好きです」とアメリアさんが嬉しそうに話してくれました。

こうして厳しい環境の中で生きてきたマウマウは、路上での生活に別れを告げて、安全な家の中で暮らし始めることができました。今のマウマウはとっても幸せで、好奇心が旺盛で、時々頑固で、イタズラ好きの猫として楽しい毎日を送っているのです。

これからもマウマウは無限のエネルギーで家中を探索しながら、その愛らしい姿でアメリアさんの元に癒しと笑顔を届け続けることでしょう(*´ω`*)
出典:maumau.thecartooncatlovemeow

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