人生に、もふもふを。

保護先で出会った先住猫とどうしても友達になりたかった子猫。有無を言わさぬ猛アプローチで完全なる勝利を収める♡

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ある日、生後5ヶ月の茶トラの子猫が、数匹の猫と一緒に街中を歩き回っているところを発見されました。猫達の話を聞いた保護団体『フレンズ・フォー・レスキュー・ネットワーク』は、すぐに猫達を保護して、安全な場所へと連れて行きました。

アリー・マリンさんは保護団体が養育ボランティアを探していることを知って、すぐにコンタクトを取りました。「私は養育主になることを申し出ました。その後すぐに承認されて、耳がカールした茶トラの子猫を預かることになりました」とアリーさんが言いました。

翌日、アリーさんは保護団体の施設へと向い、愛らしい子猫に心を奪われました。スタッフ達から『リリック』と名づけられた子猫は、最初からとってもハグ好きで、まるで以前からアリーさんの家にいたかのように、一瞬で新しい環境に順応しました。

そしてリリックはこの家で、別の猫の存在にすぐに気づきました。

リリックは養育部屋のドアの隙間から先住猫『マーリー』の匂いを嗅ぎ始めました。一方のマーリーはリリックの鳴き声を聞いて、何度も養育部屋の前まで調査に向かいました。マーリーは好奇心と警戒心が強く、部屋の中で誰が鳴いているのかを突き止めようとしていました。

そしてついに養育部屋のドアが開かれると、リリックは早速挨拶をするためにマーリーのところに向かいました。しかしマーリーの方は熱心すぎるリリックのことを強く警戒して、パーソナルスペースを維持するためにリリックを自分から遠ざけようとしました。

マーリーは自分の家を他の猫と共有することを躊躇していましたが、リリックの方は粘り強く猛アプローチを続け、決して嫌とは言わせませんでした。

遊びたい気持ちを抑えきれないリリックは、家のいたるところでマーリーの後を追いかけました。リリックは何度もマーリーに話しかけ、全ての動きをコピーして、自分の気持ちを伝え続けました。

その後もリリックから猛アプローチを受け続けたマーリーは、次第にプレイバシーやパーソナルスペースの概念を持たないリリックのことを容認し始めました。

「ふたりが知り合って2日後に、私は初めてマーリーがリリックを抱きしめている姿を目にしました。そしてその瞬間、リリックが永遠に私達と一緒に暮らしていくことになるだろうと感じました。私はふたりがとても早く結ばれたため、リリックを家族に迎えることに決めました。」

その後、リリックは『パンプキン』と名前を変えて、正式に家族の一員になり、マーリーの永遠の相棒になりました。マーリーはいつもパンプキンと一緒にいるようになり、まるで子猫に戻ったかのようにパンプキンに様々な遊びを教え始めました。

「パンプキンはとても野生的で、面白くて、いつまでも抱きしめていたいほど可愛い子猫です。彼はいつも元気いっぱいで、家の中を駆け回ったり、狂ったように遊んだりしています。そして遊び疲れると、マーリーを抱きしめながら幸せそうに喉を鳴らし始めます。」

ふたりの絆は出会ってから2週間で完全に開花しました。ふたりは全てのことを一緒に行い、常にお互いの視界の中にいるようになったのです。

「ふたりはお互いにバトルをして、追いかけ合うのが大好きです。ふたりは突然物陰から飛び出して、一緒に可愛いハプニングを引き起こしています。」

また朝になるとふたりは一緒になってアリーさんのことを起こして、朝食のためにキッチンまで誘導するそうです。

「マーリーはいつもパワー全開のパンプキンと遊ぶために最善を尽くしています。ふたりは遊び終わるとすぐに抱き合って、お互いのことを毛づくろいするのが大好きです。」

ふたりは時々激しめのバトルを繰り広げますが、すぐに仲直りしてお互いのことを抱きしめ始めます。ふたりは短期間の間に、切っても切れない最高のパートナーになったのです。

こうしてパンプキンの猛アプローチは、マーリーの心を完全に開きました。とっても仲良くなったふたりの姿は、家の中にたくさんの喜びと笑顔を運び続けているそうです(*´ω`*)
出典:marleymalinlovemeow

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