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ちょっと変わった足を持つ、幸福を呼ぶ猫の親子。助けてもらえたのが嬉しくて、保護主さんにたくさんの幸せを届ける

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ある日、高速道路のそばのお店の近くを彷徨い歩く、妊娠中の野良猫が発見されました。その後間もなく、お店の従業員が猫の出産に気づくと、地元の保護団体『ランナウェイズ・アニマル・レスキュー』に連絡をして助けを求めました。

すぐに保護団体のスタッフのドミニクさんとクリスティンさんが現場に到着し、子猫達の居場所を探し始めました。二人は近くの茂みや駐車場など、子猫がいそうな場所を隅々まで探し回りました。

「子猫達の捜索は難航し、子猫達を見つけ出すまでに3日がかかりました」と保護団体の創設者のダニエル・ギロウさんが言いました。

街中を歩く母猫出典:runawaysanimalrescue (lovemeow)

二人は4匹の子猫を無事に保護すると、すぐに母猫の捜索を始めました。二人は救助活動を始めた日から捕獲器を設置して母猫を捕まえようとしていましたが、賢い母猫は捕獲器を避け続けていました。

しかし、子猫達の保護から2時間後、二人は猫用のご飯の入った容器と急遽用意した簡易的な捕獲器で、何とか無事に母猫を保護することに成功しました。

猫の親子はとても野生的でしたが、路上での生活に別れを告げると、すぐに様子が変わり始めました。

「母猫はとても怖がっていて緊張していましたが、子猫達と再会するとすぐに落ち着きを取り戻しました。そして私達は彼女がとてもフレンドリーなことに気づきました。」

母猫はこの場所が安全だと分かると、急速に自分の殻から出てきました。母猫はすぐにリラックスし始め、ダニエルさんの前で喉を鳴らすようになりました。

母猫の目からは恐怖心が消えて、子猫達にミルクを飲ませている間に、ダニエルさんに向かってゆっくりと瞬きをするようになりました。

「母猫は子猫達の世話を再開し、すぐに私のことを信頼してくれました。彼女はその時、自分や子猫達が安全だと分かったのだと思います。」

驚いたことに4匹の子猫達は全て母猫の愛らしい特徴を受け継いでいました。猫の親子はみんな多指症の猫で、他の猫よりも多くの指を持っていました。

「子猫達は全て女の子でした。私は私達の保護団体と同じ名前のロックバンドから名前をとって、母猫に『ジョーン・ジェット』、子猫達にそれぞれ『シェリー・カーリー(茶トラ)』、『リタ・フォード(サビ猫)』、『サンディ・ウェスト(キジトラ)』、『ジャッキー・フォックス(グレー)』と名づけました。」

ジョーンは愛情深いお母さんで、いつも子猫達の全ての要求に応えています。またジョーンはダニエルさんや家族に優しく接し、撫でられたり抱っこされたりすると幸せいっぱいの姿を見せてくれました。「私が部屋の中を歩くと、ジョーンは私の足に身体を擦りつけてきます。彼女はいつも高い声でお話しして、とても幸せそうにしています。」

保護から僅か3週間で子猫達は飛躍的に成長し、愛らしい個性が輝き始めました。今後、子猫達が十分に成長したら、里親探しが始まるそうです。そしてジョーンも子育てを終えて、新しい家を探し始めることになるそうです。

「私は親子全員の喜ぶ姿にとても幸せを感じています。親子はもう車通りの多い道路や駐車場を彷徨い歩く必要はありません。私は親子全員が生涯の家を見つけ、それぞれの家族と一緒に幸せな日々を過ごせる日が来ることをとても楽しみにしています」とダニエルさんは話してくれました。

こうして路上から保護された猫の親子は、家の中で新しい生活をスタートさせました。多指症の猫は『幸福を呼ぶ猫』として知られています。きっと親子はそれぞれの里親さんの元に、たくさんの幸せを届け続けることでしょう(*´ω`*)
出典:runawaysanimalrescuelovemeow

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