人生に、もふもふを。

厳しい暑さの中、熱中症の身体を冷やそうと水の中に入っていた猫。優しい人達に助けてもらうと幸せいっぱいの変化が

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今から約2ヶ月前の猛烈な暑さの日のこと、地域猫のコロニーで猫達の世話をしていた人が、見たことのない猫の姿を給餌場で発見しました。猫は水の容器に入って、必死に身体を冷やそうとしていました。

猫は激しく呼吸しながら、4本の足全てを水に浸していました。猫は厳しい暑さによって熱中症に陥っていたのです。

コロニーの管理人は猫のことがとても心配になり、猫を保護して助けを求めました。

保護施設『クウェート・アニマル・エイド』を運営しているアリーナさんは、猫の話を聞くとすぐに養育主さんを探し始めました。

「私達は『バブル』と名づけた猫を養育主さんのところに連れていきました。バブルは最初からとても社交的な性格でした」とアリーナさんが言いました。

バブルは気力が無くなっていて、いくつかの健康問題と戦っていましたが、出会った全ての人に挨拶をして愛情を求めました。バブルは頭の上に屋根があり、全ての要求に応えてくれる養育主さんがいることにとても安心していました。

水分補給をしてご飯を食べた後、バブルは快適なベッドの中で落ち着いて、身体を回復させるために長い時間眠り続けました。その後すぐに上気道感染症と胃の治療を始めたバブルは、獣医さんや養育主さんの言うことを素直に聞きながら治療を続けました。

「バブルはしばらくの間シリンジで栄養を取り、決められた飲み物と処方薬を服用しました。そのおかげでバブルの身体は徐々に回復していき、ついに自分でご飯が食べられるようになりました。」

バブルが健康と強さを取り戻していくにつれて、たくさんの愛情を求めるようになっていきました。またバブルは養育主さんが世話をしに来るたびに、頭を擦りつけながら挨拶をするようになったのです。

さらにバブルは家の中を探索するようになり、人間の後を追うようになりました。バブルは安全な室内生活に満足していて、常に人間と一緒にいたいと思うようになったのです。

バブルは日に日に身体が軽くなっていくのが嬉しくて、養育主さんに頭突きをしたり喉を鳴らしたりしながら、たくさんの感謝の気持ちを伝えているそうです。

優しい人達のおかげで元気を取り戻したバブルは、好奇心の赴くままに家の中で楽しい時間を過ごしています。バルブは現在、養育主さんにたっぷりと甘やかされながら、家猫として生きていくために必要なことを学んでいるそうです。

こうして熱中症で苦しんでいたバブルは、優しい人達のおかげで元気を取り戻すことができました。バブルは10月中にクウェートからアメリカに渡って、生涯の家を探し始めるそうです。きっと愛らしいバブルの前には素敵な家族が現れて、たくさんの愛情に包まれながら幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう。
出典:kuwait_animal_aidlovemeow

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