人生に、もふもふを。

保護された子猫との対面を何日も待ちわびていた先住猫。子猫部屋のドアが開放された瞬間に、飛び跳ねながら大興奮!

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数ヶ月前、森の中を散歩していたミラ・リトビノワさんが、子猫の叫び声に気づきました。ミラさんは聞こえてくる声を頼りに、トゲのある茂みの中を探し回り、幼い子猫の姿を発見しました。

子猫は独りぼっちで、近くに母猫の姿はありませんでした。「子猫はとても幼く、3週齢ほどでした」とミラさんは言いました。

ミラさんは子猫をその場に残すことができなかったため、子猫を救い上げて自宅へと連れて帰りました。「子猫はまだ小さかったため、容器からご飯を食べる方法や水を飲む方法、自分でトイレに行く方法を知りませんでした。」

子猫は『ペネロペ』と名づけられ、『ペニー』という愛称で呼ばれるようになりました。ミラさんはペニーに静かで快適な部屋を用意し、24時間体制でシリンジを使ってご飯を食べさせ始めました。

「ペニーは私が部屋を出ようとするたびに鳴いてきたので、夜の間もずっと彼女と一緒にいました。」

その後、ペニーに病気がないことが分かると、ミラさんは2匹の愛猫『マルシャ』と『ジュリク』を紹介することにしました。中でもジュリクはペニーが家に来た時からずっと、ペニーにとても興味を持っていたそうです。

「ジュリクは常にペニーのことを気にしていました。そのためペニーのいる部屋の前に留まって、いつも鳴いていました。」

そしてついに子猫部屋が開放されると、ジュリクが真っ先に中に入って、ペニーの元へと駆け寄りました。

「ドアが開くと同時にジュリクはとても興奮し、ペニーの周りで飛び跳ね始めました。」

一方のペニーは身体の大きなジュリクを少し怖がりましたが、1時間も経たないうちに心を開きました。そしてふたりは一緒に遊び始めて、家の中を楽しそうに駆け回り始めたのです。

「ジュリクはそれ以来、一日中ペニーの面倒を見ています。夜になるとジュリクはいつもペニーと一緒に眠っています。」

ふたりは完全に切り離すことのできない存在になったのです。

ミラさんと家族は最初、ペニーに良い家が見つかるまでの間だけ養育しようと考えていました。しかし、ふたりの幸せそうな姿を見て、ペニーを里子に出すことをやめました。

「ふたりは毎日一緒に眠って、いつもハグをしています。ふたりはお互いのことが大好きで、一緒にいる時は常にリラックスしています。」

ペニーはジュリクのことをとても尊敬していて、家の中の至るところでジュリクの後をついて回っているそうです。

「ふたりはいつも遊びに夢中で、家の中の色々なものをひっくり返しています。ふたりは毎日大騒ぎをしていますが、最後は必ず幸せいっぱいのハグで終わります。」

ペニーは時々、溢れるエネルギーでジュリクをもみくちゃにしますが、ジュリクは全く怒ったりすることなく、いつもたくさんの愛情を注いでいるそうです。ふたりはお互いのことを大切に思っていて、信じられないほどの絆で結ばれているのです。

こうして森の中から助け出されたペニーは、生涯の家と最高の家族を見つけることができました。ペニーは今日も大好きなジュリクにピッタリと寄り添いながら、全身で幸せを感じているのです(*´ω`*)
出典:mila_and_catslovemeow

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