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車を積んだキャリアカーで、何百Kmも運ばれてしまった子猫。優しい人達に助けてもらうと、室内生活に幸せを見つける

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先月末、緊急の助けを必要としている子猫が動物病院に運ばれてきました。子猫は足を怪我した状態で駐車場で発見されました。子猫は誤って車両を運ぶためのキャリアカーに乗ってしまい、数百kmもの距離を移動してしまったそうです。

「子猫が動物病院でX線検査を受けると、大腿骨が骨折していて、足を切断することが最善の処置だと診断されました」と保護施設『ビー・ゼア・ボイス・アニマル・レスキュー』のエイミーさんが言いました。

手術前にスタッフ達が子猫の診察をしていると、子猫は愛情を込めてたくさんの挨拶をしてきたそうです。

「子猫は火曜日に発見されて、木曜日に手術を受けました。動物病院のスタッフ達は全ての段階で十分な情報提供をしてくれました。子猫は初日からとても優しく、ゴロゴロと喉を鳴らすこともありました。」

『エイコーン』と名付けられた子猫は、術後にエイミーさんの家に移動すると、すぐに愛情を求め始めました。そんなエイコーンの身体を回復させるために、エイミーさんは安全な場所とたくさんのご飯を用意しました。

エイミーさんはエイコーンが3本足での生活に非常に早く慣れたことにとても驚きました。「エイコーンはとても素早く順応し、片方の足を失ったことを全く気にしていないようでした。」

「きっとエイコーンの手術の跡を見なければ、誰も彼女が手術を受けたばかりだとは思わないことでしょう。彼女は非常に元気で遊び好きで、とっても優しく愛情深く、いつも楽しそうに過ごしています。」

またエイコーンは愛情を感じるたびにゴロゴロと喉を鳴らし始め、嬉しそうに前足をこね始めました。そしてエイコーンの満足そうな鳴き声が部屋中に響き渡りました。

とっても好奇心旺盛なエイコーンは、オモチャを一目見るだけで心に火がつきます。そして毎回夢中になってオモチャに飛びついて、連続キックを繰り出すのです。

「エイコーンを引き止めるものは何もありません。」

2週間の療養の末、エイコーンはエリザベスカラーを卒業して、抜糸を行いました。するとエイコーンはさらに好奇心と遊び心の塊になりました。

「エイコーンはとても優しい性格の持ち主で、抱っこされたり、窓の外を眺めたり、喉を鳴らしたり、柔らかいものをこねたりするのが大好きです。」

エイコーンはオモチャでいっぱい遊んで疲れると、温かい愛情とつながりを求めて、エイミーさんに抱っこを要求してくるそうです。

「エイコーンは時々私の椅子の前で立ち上がって、小さな声で鳴きながら『今すぐ抱っこして』と訴えかけてきます。また彼女は遊んでいる最中に、とっても可愛い声でオモチャに話しかけています。」

エイコーンはオモチャがいっぱい置かれた部屋で毎日を楽しく過ごしていて、いつでも遊ぶ準備が整っているのです。

「エイコーンが初めて先住猫達に会った時も、身体の大きさの違いや、匂いを嗅がれることに動揺することはありませんでした。彼女はとっても社交的な性格で、きっと彼女を迎える里親さんの元にはたくさんの幸せが運ばれてくることでしょう」とエイミーさんが嬉しそうに話してくれました。

こうしてキャリアカーで何百kmも運ばれてしまったエイコーンは、優しい人達のおかげで安全な場所に辿り着くことができました。今のエイコーンは自信満々で家の中を歩き回っていて、幸せいっぱいのゴロゴロ音を鳴らしながら、行く先々に笑いと喜びを届け続けているのです。
出典:_catz4life_lovemeow

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