ある日、1人の女性が交通量の多い道路の脇で、1匹の幼い子猫を保護しました。子猫はまだ幼く、生後わずか数時間しか経っていませんでした。
未熟なまま産まれた子猫は、体重が72gしかありませんでした。しかし、身体の小さな子猫は「生きたい」という強い意志を持っていたのです。
保護施設から子猫の世話をお願いされたミーガンさん(@meggiecatsmeows)は、さっそく子猫に『パーカー』と名づけ、2時間おきにミルクを与えました。今までに50匹以上の子猫を育ててきたミーガンさんですが、未熟児の子猫は身体が弱いため、通常の子猫よりも世話が難しいそうです。
しかし、ミーガンさんの献身的な看護のおかげで、パーカーは着実に体重を増やしていきました。しばらく眠れない夜を過ごしたミーガンさんでしたが、元気に育っていくパーカーの姿を見て、大きな喜びを感じたそうです。
保護から1週間が経つ頃には、パーカーの目が今にも開きそうな状態になっていました。
そして、ついにパーカーの目が開いたのです!
生後1ヶ月後には、パーカーの体重は220gほどになりました。まだ平均体重よりも軽いですが、パーカーはいつも元気いっぱいです。
そんな愛らしいパーカーの柄は少し独特で、背中に一対の羽のような模様があるそうです。
「交通量の多い道路でパーカーが助かったのは、もしかすると彼の翼のおかげかもしれません。きっと背中の翼が、彼を安全な場所へと運んでくれたのでしょう」とミーガンさんは話してくれました。
ミーガンさんの元で大きく成長したパーカーは、里親さんを探すために保護施設に戻ることになりました。ミーガンさんはいつも、養育した子猫と別れる時に寂しい気持ちに襲われるそうです。
「育てた子を見送る時は、いつも寂しい気持ちになります。でも、育てた子が生涯の家を見つけ、幸せそうに暮らす姿に大きな喜びを感じます。」
その後、保護施設から引き取られたパーカーは、新しい里親さんの元でこんなに大きく成長したそうです(*´ェ`*)
こうして道路脇から救出されたパーカーは、ミーガンさんの元で成長し、新しい家へと旅立って行きました。未熟児だったパーカーが大きく育ち、幸せな毎日を送っている姿に心が温かくなりますね♪
出典:meggiecatsmeows/lovemeow