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友達との出会いを強く望んでいた保護子猫。ある日、最高の友達に出会うと、愛情いっぱいのハグで幸せな気持ちを伝える

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先月、保護施設『コミュニティー・キャット・クラブ』の創設者のサラ・シャープさんの元に、緊急の助けを必要としている子猫達についての連絡が入りました。「子猫達のお母さんは病気で、子猫達のために十分なミルクを出すことができませんでした」とサラさんが言いました。

その後、動物病院に運ばれた子猫達は、獣医さんやサラさん達の最善の努力にもかかわらず、命をつなぐことができたのはひとりだけでした。

サラさんは生き残った子猫にチューブで栄養を与え、24時間体制で看護を続けました。

「保護から2週間後、私は子猫がもう大丈夫だと感じました。彼は一番小さな身体だったためとても心配でしたが、何とか命をつなぐことができました。」

『クリスチャン・ベール』と名づけられた子猫は、次第に足の使い方を理解し、活発に動き回るようになりました。その様子を見たサラさんは、クリスチャンに広い場所を開放しました。

クリスチャンはすぐに身の回りの探索をするようになり、柔らかいものをこね始めましたが、一番強く望んでいたのは友達の存在でした。

「クリスチャンはとても甘い子猫です。彼はいつも愛情を求めていて、私の声を聞くとすぐに飛び上がって、ハグをされにやって来ます。」

子猫に友達がいることでどれだけ感情や行動に良い影響を与えるかを知っていたサラさんは、クリスチャンの友達を探し始めました。

サラさんは保護活動をしている人達のコミュニティーに連絡をして、生後3週前後の保護子猫がいないかを尋ねました。するとその日の夜、サラさんの元に保護されたばかりの独りぼっちのハチワレ子猫についての連絡が入りました。

『ヒース』と名づけられたハチワレ子猫も友達を必要としていて、大きな声で鳴き続けていました。

その後、クリスチャンとヒースがお互いに病気を持っていないことが分かると、サラさんは早速ふたりを会わせてみました。するとふたりはすぐに寄り添い合って、お互いに愛情を注ぎ始めたのです。

それ以来ふたりは切っても切れない関係になりました。ヒースは二度とひとりになりたくなくて、ベビーサークルの中でクリスチャンの後を追いかけました。そんなヒースと一緒になったことでエネルギーが溢れ出したクリスチャンは、常にヒースと一緒に可愛いハプニングを引き起こすようになったそうです。

ふたりは全てのことを一緒に行い、お互いの成長の手助けをしました。

現在、生後約5週になったふたりは、お皿からご飯を食べることを学び始めています。ふたりにはそれぞれのお皿が用意されていますが、とっても仲良しなふたりは一緒のお皿から食べることもよくあるそうです。

仲良しな子猫達出典:hoiteytoitey

こうして別々の場所で保護されたクリスチャンとヒースは保護先で出会い、新しい人生を歩み始めることができました。これからもふたりはサラさんにたくさんの愛情を注がれながら、すくすくと成長していくことでしょう。
出典:hoiteytoiteylovemeow

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