人生に、もふもふを。

猫の親子を助けるために、1ヶ月後に保護施設に戻ってきた女性。親子がより良い人生を送れるように優しく手を差し伸べる

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ある日、保護団体『ARPO』のロリ・ホワイトさんが、地元の保護施設で子猫のグループと数匹の犬を運んでいる最中に、母猫と生まれたばかりの子猫達に出会いました。

ロリさんは『マリーゴールド』と名付けられた母猫の愛らしい姿に一瞬でとりこになりました。しかし、自宅では既に多くの保護動物達を養育していたため、ロリさんはマリーゴールドに「家に空きができたら迎えに来るわ」と約束しました。

猫の親子出典:dreaming_of_foster_kittens

そして1ヶ月後、ロリさんが再び保護施設を訪れると、猫の家族がまだ救助を待っていることに気づきました。「この時の子猫達は歩けるようになっていましたが、彼らは保護施設のケージの中の世界しか知りませんでした。」

マリーゴールドはベッドから起き上がると、まるで引っ越す準備ができているかのようにロリさんのところに向かってきて、気を引こうとしてきました。ロリさんはその日、マリーゴールドと子猫達を引き取ると、自宅へと連れて帰りました。

『バズ・バズ』、『バンブル・ビー』、『シャスタ・デイジー』、『サンフラワー』と名付けられた子猫達は、生まれてから1ヶ月間ケージの中で過ごしていたため、動き回ったり遊んだりできるスペースが増えたことに大喜びしました。

大きな男の子のバンブルを除いた3匹の子猫達はみんな体重が不足していて、生後3週間の子猫ほどの重さしかありませんでした。

マリーゴールドは子猫達を育てるための快適な部屋ができたことが嬉しくて、すぐにロリさんに自分がどれだけ感謝しているかを伝え始めました。「マリーゴールドはずっと喉を鳴らして、私が隣に座るとすぐに膝の上に飛び乗ってきました。」

マリーゴールドと子猫達はロリさんの家に引っ越したことがターニングポイントになりました。この時の子猫達は全員が胃のトラブルやその他の健康問題に悩まされていて、ロリさんはすぐに治療を始めました。

「子猫達は最初、離乳食に全く興味を示さなかったため、マリーゴールドが授乳を続けてくれて本当に助かりました。」

「それから数週間のケアで、子猫達の活動量と体重が随分と増加しました。」

その間もずっとマリーゴールドはしっかりと子猫達の世話を続け、子猫達にたくさんのミルクを与え、子猫達の身体を常に清潔な状態に保ちました。また子猫達の絶え間ないイタズラにも我慢して、子猫達のあらゆる要求に応えていました。

体重が僅か2.3kgほどしかないマリーゴールドですが、これからの室内生活で確実に体重を増やしていくことでしょう。

ロリさんと彼女のチームは現在、マリーゴールドがより健康的に体重が増やせるように、また不快感なく食事が楽しめるように、歯科治療に取り組んでいるそうです。

「マリーゴールドは優しくて明るい性格の持ち主で、彼女を里子として迎える家族の元には素晴らしい日々が訪れることでしょう」とロリさんが話してくれました。

子猫達の中で一番体重が少なかったデイジーも、今は順調に体重を増やしていっています。デイジーは非常に活発に動き回るようになり、好奇心も旺盛になって、兄弟と一緒に様々な場所に登ったり駆け回ったりしながら、いつもお母さんのことを困らせているそうです(*´ェ`*)

こうしてマリーゴールドと子猫達はロリさんの元で新しい人生を歩み始めることができました。マリーゴールドはとっても素敵なお母さんで、いつも子猫達のことを優しく見守りながら、心地良い喉の音を部屋中に響かせているそうです。
出典:dreaming_of_foster_kittenslovemeow

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