ある日、妊娠中の野良猫『ソフィア』が保護施設に運ばれてきました。ソフィアは重度の上気道感染症を患っていたため、施設に来てから3日間も何も食べなかったそうです。
このままではソフィアとお腹の赤ちゃんの命が危ないと感じた獣医さんは、チューブで栄養を送るのが最善だろうと考え、食道にチューブを挿入しました。さらに獣医さんはチューブの場所がずれないようにと、赤いセーターを着せてあげたのです。
ソフィアはチューブを通して1日の5~6回栄養をとり、ゆっくりとですが病気が治っていきました。しかし、依然として口からものを食べようとはしなかったのです。
そんな中、ソフィアは4匹の子猫を出産しました!
そして、徹夜で子猫達の子守りを始めたのです。
出典:herekittykittyrescue
そして翌日。
なんとソフィアが自らご飯を食べ始めました!
ソフィアは大切な我が子にミルクを飲ませ、しっかりと子育てをするためには、もっともっと栄養が必要だと感じたようです。獣医さんはそんなソフィアの姿を見て、その日のうちにチューブを外しました。
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その後、我が子を立派に育て上げたソフィアは、優しい里親さんの家に引き取られ、今も元気に暮らしています。ご飯を食べれなかった頃と比べると、とっても毛並みや毛艶が良くなっていることが分かりますね!
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こうしてご飯が食べられなくなったソフィアは、出産がきっかけで再び食べられるようになりました。子猫達への深い愛情がソフィアを変えたのです。母親が我が子を想う気持ちに、心が温かくなりますね。