ある雨の日のこと、警察官の男性が職場近くのゴミ箱の中で、大きな声で鳴く子猫を発見しました。「このままでは死んでしまう」と感じた男性はすぐに子猫を救出し、自宅で育てることにしたのです。
男性が子猫を救い出し、車の中に入れてあげるととても安心した表情になりました。そして、肩の上まで登ってきて、幸せそうにくつろぎ始めたのです。
男性は子猫が落ち着くのを待ってから、自宅へと向かいました。
男性が家に着くと猫の家族が出迎えてくれました。実は男性の家には猫が住んでいて、ちょうど子育ての時期だったのです。男性が連れ帰った子猫を母猫に会わせると、すぐにミルクを与え始めました。その姿はまるで本当の親子のようでした。
そんな優しい母猫も、少し前に男性が保護した猫でした。同じ境遇の母猫には、独りぼっちの子猫の気持ちがすぐに分かったのかもしれませんね。
その後、男性は子猫に『スクアート』と名づけました。
スクアートは兄弟達との相性もバッチリで、最初から兄弟だったのではないかと思えるほど仲良くなったそうです。
スクアートと兄弟の姿はこちら。
偶然、警察官の男性に救われたスクアートは、こうして運命の出会いを果たしました。独りぼっちだったスクアートは、母猫の愛情をたっぷり受けて何不自由なく暮らしています。これからも優しい男性や母猫、そして兄弟達に見守られながら、すくすくと成長していくことでしょう。