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小屋の隙間に落ちて、助けを求めていた子猫。2日後に救出されると… 安心しきった笑顔を見せてくれた (9枚)

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オーストラリアのビクトリアにある動物保護施設『エドガー・ミッション』のパム・アハンさんは、クリスマスの直前に幼い子猫が2つの小屋の隙間に挟まっているという電話を受けました。パムさんはすぐに現場に急行し、子猫の救出作業を始めたのです。

手乗り子猫

「現場に着くと子猫の助けを呼ぶ声が聞こえて来ました。子猫は少なくとも2日間は、小屋の隙間に閉じ込められていました」とパムさんは言いました。

「住人達も子猫を救うために力を貸してくれました。私達が到着する前に、小屋の周りのフェンスを外し、茂っていたツタを取り除いてくれていたのです。」

パムさんは早速、小屋の上に登って子猫のいる場所を確認しました。

挟まっている子猫

小屋の隙間が非常に狭かったため、子猫は動くことができなくなっていました。

「子猫は小屋の屋根から落ちたようです。きっと母猫が子猫を運んでいる時に、誤って落としてしまったのでしょう。」

助けを求める子猫

パムさん達は子猫の体力と体温が奪われる前に、子猫を助け出さなければなりませんでした。パムさん達は様々なことを試した結果、ついに子猫を助け出す方法を見つけたのです。

パムさん達は小屋の所有者に、小屋の一部を壊す許可を得ました。そして、小屋のパネルを引き剥がして、子猫が通れるほどの隙間を作ったのです。

子猫を保護

そして、ついに子猫の救出に成功しました!

パムさん達は子猫を助け出すと、安心させるためにタオルで包みました。子猫は隙間に挟まる直前までしっかりと手入れをされていたため、病気などにはかかっていなかったそうです。

救出の瞬間はこちら。

パムさん達は子猫を保護施設へと連れて帰り、『ティンセル』と名づけました。

小さな子猫

ティンセルはご飯をお腹いっぱい食べた後、ぬいぐるみのお友達と一緒に暖かいベッドで眠り始めたそうです。

助け出された子猫

安全な場所に安心したティンセルは、新しいお友達にすり寄りながら、愛らしい姿をたくさん見せてくれるようになりました。

ぬいぐるみと子猫

ティンセルが救出されてから2週間後。ティンセルは自分の方からパムさん達に近づいて行きました。どうやらティンセルは、温かい人間の愛情を受け入れたようです。

見つめる子猫

その後、施設の中を歩き回るようになったティンセルは、施設で暮らす年上の猫とも仲良くなったそうです♪

見て来る子猫

こうして小屋の隙間から助け出されたティンセルは、家猫としての人生をスタートさせました。すっかり人間好きになったティンセルは、新しい里親さんの家に行っても、幸せな毎日を送っていくことでしょう♪

出典:edgarsmission.org.au

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