人生に、もふもふを。

路上の植木鉢の中で、濡れた体で寒さに震えていた猫。2ヶ月後に人生が一変し、幸せに満ちた毎日を歩み始める

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ある寒い日のこと、保護団体『パピー・キティー・NYシティー』のスタッフ達の元に、交通量の多い道路の脇に置いてあった植木鉢の中に、緊急の助けを必要としている灰白猫がいるというメッセージが入りました。猫は全身が濡れていて、寒さに震え、恐怖に怯え、スタッフ達が近づいた時には逃げる力も残っていませんでした。

猫を慎重にケージの中に入れたスタッフ達は、さらに大きな問題に直面しました。近くの建物で多頭飼育崩壊があり、30匹以上の猫が強制的に現場から連れ出されようとしていたのです。スタッフ達は急いで現場に向かって、そこにいた全ての猫を安全な場所へと避難させました。

結果的に多くの命を救うことになった灰白猫は、スタッフ達に『ヒーロー』と名付けられました。

植木鉢の中で動けなくなっていた猫出典:puppykittynycity

ヒーローは保護団体の施設の中で安全に暖かく過ごし、寝心地の良いベッドでくつろぐことができました。ヒーローは怖がっていましたが、性格は穏やかで、スタッフ達を傷つけたりすることはありませんでした。スタッフ達は交代でヒーローに寄り添って、優しく撫でたり愛情のこもった言葉をかけたりしました。

獣医さんの診察の結果、ヒーローは膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)と診断され、生まれた時から膝のお皿がずれていることが分かりました。そのためヒーローが痛みを感じずに歩けるようになるためには、手術をする必要がありました。

そして無事に手術が終わってから数日後、ヒーローは4本足で立って数歩前進することができました。その後、ヒーローは更なる回復のために養育主さんの家に向かいました。

足の痛みから解放されたヒーローはとても気分が良くなって、心の壁が徐々に崩れ始めました。居心地の良い養育主さんの家はすぐにヒーローの気持ちを安心させて、自然とヒーローはベッドから出て部屋の中を探索するようになりました。

保護された猫出典:puppykittynycity

養育主さんの優しさに安心したヒーローは、もう物陰に隠れる必要がないことに気づき、フワフワのベッドで横になって愛情とナデナデを存分に楽しみ始めました。

翌朝、養育主さんが部屋に入ってくると、ヒーローは養育主さんのことを嬉しそうに出迎えました。さらに何度も養育主さんの足に体をすり寄せて、養育主さんの隣で丸くなり、フミフミしながらゴロゴロと喉を鳴らし始めました。

やがてヒーローの声が解き放たれて、愛らしい声で鳴きながら注意を引くようになりました。

「ヒーローはこれまでに多くの困難に直面しましたが、それでもなお人間のことを信じ、もう一度チャンスを与えようとしています。彼の人生は短い間に大きく変わりました。彼は今、自分が安全なことを知っています」と保護団体のスタッフが言いました。

くつろぐ猫出典:puppykittynycity

ヒーローは傷が癒えて力を取り戻すと、遊びたい気持ちが溢れ出してきました。するとヒーローはネズミのぬいぐるみを勢いよく叩いて、クルクル回るオモチャに夢中になりました。

そしてヒーローはついに養育主さんの膝の上に這い上がって、そこを自分のお気に入りの場所に決めたのです。

「ヒーローは膝の上でくつろぐのが大好きです。彼が安全な家の中でリラックスしている姿が見れて、私達は心から幸せを感じています。」

ヒーローはゴロゴロと喉を鳴らす甘えん坊になって、いつも養育主さんと一緒にいたがっています。そして十分に愛情を吸収するまで、養育主さんの腕の中に顔をうずめているそうです。

膝の上に乗る猫出典:puppykittynycity

養育主さんの元で約2ヶ月間過ごした後、ヒーローは生涯の家を探す準備を整えました。そしてついにヒーローの夢が実現しました!

ヒーローの回復の様子をずっとSNSで見守ってきた女性が、すっかりヒーローのとりこになって会いに来ました。女性はヒーローを膝の上に乗せて、優しく話しかけました。するとヒーローは女性の腕の中に嬉しそうに顔をうずめたのです。

腕の中に顔をうずめる猫出典:puppykittynycity

こうして道路脇の植木鉢から救い出されたヒーローは、優しい人達の助けを借りて生まれ変わることができました。今のヒーローは生涯の家族に愛されていて、安全な家の中で幸せいっぱいの毎日を送っているのです。

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