ある日、ニューヨークにあるポツダム動物愛護協会の保護施設に1匹の猫が保護されました。その猫は、大きなお腹を抱えた出産間近の野良猫でした。
そして、その猫は保護施設の中で、無事に3匹の子猫を出産しました。
それから3日後。
ニューヨークの街中で悲しい出来事がありました。4匹の子猫を産んだばかりの母猫が、車にひかれてしまったのです。その後すぐに保護された4匹の子猫でしたが、まだ子猫達には母親が必要でした。
施設のスタッフは、3匹の子猫を産んだばかりの母猫に4匹の子猫を会わせてみました。すると母猫は、子猫達を愛情いっぱいに抱きしめ、我が子のように可愛がりはじめたのです。
残念ながら4匹のうち1匹は身体が非常に弱かったために保護直後に亡くなってしまいましたが、他の3匹はとても元気に成長しています。
今では6匹の子猫達の母親として、毛づくろいをしたり、水の飲み方やご飯の食べ方など、生きるために必要なこともきちんと教えてあげています。
一生懸命に子猫達の世話をする母猫の様子はこちら。
子猫の数が2倍になると手間も2倍になりましたが、どうやらそんなことはお構いなしのようで、全ての子猫達に愛情をたっぷりと注いでいます。
母猫の深い愛情のおかげで、6匹の子猫達はすくすくと育っているそうです(*´ω`*)