人生に、もふもふを。

鳥の声だと思って庭に様子を見に行った女性。でも声の主が助けを求める幼い子猫だと分かり、すぐに救いの手を差し伸べる

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約2ヶ月前、保護施設『マーフィーズ・ロー・アニマル・レスキュー』のサラ・ケリーさんの元に、助けを必要としている迷子の子猫についての連絡が入りました。

子猫を見つけた女性は、日没後に家の外から聞こえてくる鳥のような鳴き声に気づきました。「女性が声を頼りに庭の調査をしていると、そこには鳥ではなく、1匹の子猫の姿がありました」とサラさんが言いました。

子猫は母親を探して大きな声で鳴き続けていました。子猫は感染症を患っていて目が開かなくなっていましたが、生きようとする強い意志を持っていて、必死になって鳴いていました。

翌日、女性は子猫をサラさんのところに連れて行き、子猫はそこで『ハーベイ』と名づけられました。サラさんはハーバイを受け取ると、細心の注意を払いながら目を綺麗にして、クリームを塗って回復を助けました。

「ハーベイの目はひどく感染していましたが、幸いなことに手遅れになる前に治療を始めることができました。」

そしてそれから丸一日が経つ頃には、ハーベイの目が開くようになり、身の回りのものを認識できるようになりました。サラさんは体温調整のためにハーベイを保育器の中に入れて、寂しさを感じさせないように抱きしめることのできるヌイグルミをプレゼントしました。

その後、ハーベイは確実に回復を続け、日に日に成長していきました。すると愛らしい個性が現れ始め、何か言いたいことがある時は力強く鳴くようになったのです。

ハーベイはサラさんが哺乳瓶を持って現れるたびに、大きな声で鳴きました。そして美味しいミルクをたくさん飲むと、サラさんに感謝するかのように喉をゴロゴロと鳴らし始めました。

また、とってもお喋り好きのハーベイは、何かあるたびに大きな声で話しかけてきました。

サラさんの看護と美味しいご飯のおかげで、すっかり元気を取り戻したハーベイは、いつも大きな目を輝かせながら好奇心の赴くままに遊び回っています。ハーベイは完全に室内生活を楽しんでいて、全身からエネルギーを溢れ出させているそうです。

その後、ハーベイは他の保護子猫達と一緒に過ごし始めましたが、やっぱり子猫達の中でも一番のお喋りで、声の大きさも際立っているそうです。またいつもエネルギー全開のハーベイは、他の子猫達がサラさんにスリスリしながら挨拶している時も、部屋の中を駆け回りながら注目を集めているそうです。

ハーベイは幼くして大変な時期を過ごしましたが、今はとっても健康的で元気いっぱいで、好奇心旺盛な子猫へと生まれ変わりました。

そんな愛らしいハーベイには既に新しい家族が決まっていて、クリスマス休暇には生涯の家での生活が始まるそうです。

こうして病気を患いながら家の庭でひとりで鳴いていたハーベイは、優しい人達のおかげで新しい人生を歩み始めることができました。ハーベイはこれからもたくさんの愛情に包まれながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう。
出典:kellyfosterkittenslovemeow

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