ある寒い日のこと、古いアパートのコンクリートの隙間から子猫の『フィン』は発見されました。たまたま通りかかったシェリさんが寒さ凍えるフィンを保護し、家に連れて帰ったのです。
そして、ミルクを飲ませてあげると、かなり空腹だったようで哺乳瓶に入れたミルクを一気に飲み干したそうです。
古いアパートでフィンと会った時は、寒さと飢えのため、大きな声でシェリさんに助けを求めるように鳴いていましたが、お腹がいっぱいになると安心したのか、気持ち良さそうに眠り始めました。
その後、シェリさんはフィンの世話のために眠れない日々が続いたそうですが、何とかフィンを助けてあげたいと、眠い目を擦りながら頑張ったそうです。
こちらが最初に家に来た日のフィンの姿です。不思議なことに人間を怖がっている様子は全くなかったようです。
シェリさんといっしょに暮らしていた愛犬も、フィンのことがとても気に入ったようです。
箱の隅っこでこちらを見上げるフィン。そのキュートな姿に一目惚れしたシェリさんは、フィンを手放せなくなってしまいました。
甘えん坊のフィンは、シェリさんの視界に入ろうと必死です♪
ひとりで眠るのが寂しいようで、毎晩シェリさんといっしょのベッドで眠ります。
そんなフィンの様子を温かく見守るワンちゃん。ふたりの姿はまるで親子のようです。
大きくなってもフィンの甘えん坊な性格はそのまま。
元気いっぱいのフィンは、いつも幸せそうに過ごしています♪
冷たいコンクリートの上で凍えていたフィンですが、シェリさん保護され、暖かい家の中でお腹いっぱいにミルクを飲むことができました。シェリさんに出会えなかったら、独りぼっちのフィンはどうなっていたことでしょう。
これからも暖かい家の中で、温かいシェリさんやワンちゃんに甘えながら、楽しい日々を送っていって欲しいですね♪