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送るある日、スーパーの裏で母猫と子猫達が発見されました。母猫はとてもお腹が空いていたようで、通行人が通るたびに近づいて気を引こうとしました。そんな母猫と子猫達のことが心配になった人が、猫の親子を家に連れて帰って、生涯の家を見つける手伝いをすることを決めました。
「母猫の身体にはノミがついていて、全身の毛は皮膚が見えるほど薄くなっていました。彼女は私が助けようとしていることを知っているかのように、決して私を威嚇したり攻撃したりすることはありませんでした。彼女は家の中が安全だと分かると、私の膝の上で丸くなって、ゴロゴロと喉を鳴らし始めました」と保護主さんが言いました。
出典：_catz4life_
子猫達が生涯の家に旅立っていく中、保護主さんは母猫のお腹が日に日に大きくなっていることに気づきました。どうやら母猫は保護される前に、お腹の中に新しい命を宿していたようです。
「保護主さんが母猫の妊娠に気づくと、Facebook上で母猫とこれから産まれてくる子猫達の世話ができる人を探し始めました」と保護団体『ビー・ゼア・ボイス・アニマル・レスキュー』のエイミーさんが言いました。
『デビー』と名付けられた母猫のことを知ったエイミーさんは、デビーを引き取るために4時間車を走らせました。
デビーを家に連れて帰ったエイミーさんは、デビーがとても甘くて愛情深く、人間とのハグが大好きで、喉のゴロゴロ音が非常に大きいことに気づきました。
「動物病院の診察室にいる時のデビーは少し控えめでしたが、私の家に着くと今までずっと一緒に暮らしてきたかのように、ベッドの上に登ってお喋りを始めました。」
「デビーは私の手を掴んで撫でて欲しいところに誘導するのが好きで、首と耳を撫でてもらうのが大好きです。そして幸せを感じると大きな音で喉を鳴らし始めます。」
デビーは家に来てすぐに出産の兆候を示しましたが、実際に出産するまでにはそれから数日がかかりました。そしてついにその日を迎えると、真夜中の1時間の間に3匹の子猫達を出産しました。
「デビーのお腹の中には3〜4匹の子猫がいると言われていたので、活発な陣痛が収まった後、私は午前1時くらいに眠りにつきました。」
それから2時間後に目を覚ましたエイミーさんは、デビーの様子を確認しに向かいました。「私が部屋に入るとすぐにデビーが4番目の子猫の出産を始めて驚きました！」
そして無事に出産を終えたデビーは、子猫達が安全に過ごせる場所と、子猫達の要求に応えてくれる養育主さんがいることにとても安心しているようでした。
「私達は子猫達に洋菓子から名前を取って、それぞれ『ハニーバン』『ショートケーキ』『トゥインキー』『ムーン・パイ』と名付けました。」
デビーは最初から愛情深く、生まれたばかりの子猫達をしっかりと守っていました。そのためデビーはエイミーさんが子猫達の体重を量る様子を注意深く観察し、快適な寝床を求めて何度か子猫達を移動させました。
デビーは子猫達を守るためのスペースを探していたため、エイミーさんはそれに応えました。デビーはいつも子猫達のことを気に掛けていて、子猫達が鳴くたびに駆け寄って、無事であるかを確認しているそうです。
子猫達は生後1週間で随分と大きくなって、より力強くなりました。そしてその間にデビーは、エイミーさんが子猫達の世話をすることにすっかり慣れました。
これまで野外で暮らし、子猫達を必死に守ってきたデビーは、ようやくリラックスできる場所に辿り着くことができました。デビーはいつも満足そうに喉を鳴らしていて、暖かくて安全な場所で大切な子猫達に寄り添い続けているのです。
これからもデビーはたくさんの愛情を子猫達に注ぎながら、快適な家の中で幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ｪ｀*)
出典：_catz4life_／lovemeow
