ある日、アパートでルームメイトと一緒に暮らしているアダム・ライゴさんが、とっても幸せな出会いを果たしました。
出典:Adam Laigo
その日、ルームメイトの一人が家の外で過ごしていると、三毛の子猫がこっそりとドアから家の中に入ろうとしていることに気づきました。
「ルームメイトが『そこに猫がいる』と言った時、私はご飯を作っていました。私がキッチンからドアの方を見ると、子猫は警戒しながら数十センチほど家に入ってきて、床の匂いを嗅ぎ始めました」とアダムさんが言いました。
子猫は少しの間、家の中を調査すると、突然外に飛び出していきました。アダムさんはすぐにツナ缶を掴むと、子猫を追って外に出ました。
「私はひとりで行動している子猫のことがとても心配になりました。私は子猫を保護することができるかもしれないと思い、家の外に飛び出しました。」
出典:Adam Laigo
そして無事に子猫の姿を見つけたアダムさんは、食べ物で仲良くなろうとしました。子猫はとてもお腹が空いていたようで、アパートの階段を登って、アダムさんの後に続いてキッチンに入ってきました。そしてアダムさんが食べ物を床に置くと、子猫は物凄い勢いで食べ始めたのです。
子猫はすぐにアダムさんやルームメイトのことが好きになり、身体を撫でてもらうために寄り添ってきました。アダムさんはとっても愛らしい子猫に『ツナ』と名付けました。
「私はツナの身体にノミがいることに気づき、シャワーで全身を綺麗にしました。ツナは保護された日の夜から私のベッドで眠るようになりました。」
出典:Adam Laigo
その後、ツナは動物病院で必要な治療を受けました。ツナの身体からはマイクロチップが見つからなかったため、アダムさんは近所の人達にツナについて聞いて回りました。しかし、結局ツナを自分の猫だと言う人がいなかったため、アダムさんは正式にツナを家族の一員として迎えることに決めたのです。
「どうやらツナは自分の家を自ら選んだようです。彼女は好奇心が旺盛で、起きている間中ずっとエネルギー全開で遊び回っています。」
出典:Adam Laigo
「ツナは私がダンボールで作った砦を登るのが大好きで、キャットニップのヌイグルミでよく遊んでいます。私がキッチンの方にヌイグルミを投げると、彼女は楽しそうに追いかけて、私のところに運んできます。」
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そしてツナが遊び疲れると、愛らしい姿でアダムさんに抱っこを要求してきます。どうやらツナはアダムさんと一緒にいると安心するようです。
「時々、ツナは驚くほどの速度で部屋中を駆け回って、階段を駆け上がっています。でも彼女は毛布の中でのんびりと過ごすのも大好きです。また彼女は眠たくなると、いつも眠りに落ちるまで私と一緒に会話を楽しんでいます。」
出典:Adam Laigo
アダムさんは今までずっとペットを飼いたいと思っていましたが、まさかこのような形で子猫を家族に迎えることになるとは思ってもいませんでした。
現在、アダムさんとツナが出会ってから随分と経ちますが、ふたりはいつも一緒に遊んで、一緒に散歩をして、一緒に眠っているそうです。
出典:Adam Laigo
「もうここには迷子の子猫はいません。ツナはいつも無防備な姿で幸せそうに過ごしています。ツナとの出会いは本当に夢のような出来事でした」とアダムさんが嬉しそうに話してくれました。
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こうして独りぼっちで路上を彷徨い歩いていたツナは、アダムさんの家に辿り着き、そのままアダムさんを家族として選びました。どうやらツナのあの日の選択は、最高の選択になったようです(*´ω`*)
出典:Adam Laigo/lovemeow