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公園に置かれていたバスケットの中から見つかった子猫。保護先で優しい母猫と6匹の子猫達に迎えられると幸せいっぱいに

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数週間前、出産間近の妊娠中の猫が動物愛護センターに運ばれてきました。そして地元の保護施設のスタッフ達が引き取りに来る前に、猫はケージの中で6匹の子猫達を出産しました。

「翌日、私達は猫の親子を引き取りました。母猫は家に着くとすぐに落ち着いて、ゴロゴロと喉を鳴らしながら柔らかい毛布をこね始めました。彼女はとても人間慣れしていたため、もしかすると以前誰かに世話をされていたのかもしれません」と保護施設『ビー・ゼア・ボイス・アニマル・レスキュー』の養育ボランティアのエイミーさんが言いました。

『ルーシー』と名付けられた母猫は、子育てに最適な場所に連れて来てもらえたことにとても感謝していました。ルーシーはゴロゴロと喉を鳴らしながらキャリーから出てきて、その日以降一日に何度も喉を鳴らすようになりました。

ルーシーは最初の頃、お腹を空かせた6匹の子猫達の世話にかかりきりになっていたため、十分な量のご飯を食べることができませんでした。でも次第に食べる量が増えていき、エイミーさんのケアのおかげで気分も良くなっていきました。

ルーシーの大切な子猫達はそれぞれ『ピックペン』『ライナス』『チャーリー』『パティー』『ウッドストック』『スヌーピー』と名付けられました。子猫達は毎回お母さんのミルクを夢中で飲んで、お母さんに寄り添いながら眠りに落ちていきました。

ルーシーがご飯をたくさん食べられるようになると、徐々にミルクの量も増えていき、子猫達はさらにたくさんのミルクでお腹を膨らませることができました。ルーシーはいつも優しいエイミーさんに愛情いっぱいに接し、自分達のことを受け入れてくれたことに感謝しながら身体を擦りつけてきました。

さらにルーシーは子猫達が眠りにつくとエイミーさんの膝の上に登ってきて、撫でられると幸せそうに足を伸ばしました。

そんなルーシーがエイミーさんの家に来る2日前のこと、公園に置かれていたバスケットの中から幼い子猫が発見されました。またバスケットの中には半分ほどミルクが残った哺乳瓶も一緒に入っていました。「どうやら子猫は誰かに置き去りにされてしまったようでした。」

子猫はひとりで放置されていて、誰も子猫を引き取りに来る人がいなかったため、発見者は子猫を保護施設へと連れて行きました。

子猫は生後2〜3日ほどで、24時間体制の世話と母親の愛情を切実に必要としていました。そのため保護施設のスタッフ達は、子猫にルーシーを会わせてみることにしました。

そして子猫がエイミーさんの家にやって来ると、独りぼっちの子猫の声を聞いたルーシーがすぐに駆け寄ってきて、全身をくまなく毛づくろいし始めました。

「ルーシーはすぐに『リラン』と名付けられた子猫を家族の一員として迎え入れました。私達はリランを我が子のように育て始めたルーシーにとても感謝しました。」

その後、寝床に運ばれたリランは、ルーシーの身体にくっつきながらミルクを飲み始めました。

リランは新しいお母さんのお腹を激しくこねながら、徐々に元気を取り戻していきました。そしてリランは新しい兄弟に寄り添いながら幸せそうにくつろぎ始めました。

リランは兄弟よりも身体が小さかったため、ミルクを十分に飲むことができませんでした。そのためエイミーさんは補助的に人工哺乳を続けました。

「ルーシーはリランのことを受け入れてくれましたが、兄弟よりも身体の小さなリランはミルクを飲むことに苦労していました。そのため私が哺乳瓶でミルクを飲ませると、彼は毎回夢中になってお腹を膨らませました。」

リランは手の平サイズにもかかわらず大きなゴロゴロ音を持っていて、ミルクを飲ませるたびに大きな音で喉を鳴らしてきました。

リランは優しい人達や猫の親子の助けを借りながら確実に成長を続けていて、いつも幸せそうに過ごしています。リランの周りにはたくさんの愛情を注いでくれる家族がいて、ルーシーとエイミーさんというふたりのお母さんに毎日大切に育てられているのです。

これからもリランはたくさんの愛情を感じながら、すくすくと成長していくことでしょう。
出典:fostercatsfordayslovemeow

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