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駐車場に置き去りにされていた老猫。温かく迎え入れてくれた夫婦に感謝して、夫婦の元にたくさんの幸せを届け続ける

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先月、保護施設『ハーツ・アライブ・ビレッジ』のスタッフが、駐車場に置かれている猫の入ったキャリーバッグを発見しました。

スタッフはすぐに猫を救助して、マイクロチップを見つけました。そして、飼い主さんの電話番号に連絡をすると、もう猫を世話することができないと伝えてきました。

スタッフは猫を施設で引き取ることを決めて、養育ボランティアのニッキ・マルティネスの家に猫を連れて行きました。

ニッキさんと夫は約13歳の猫を迎え入れると、『ドリー』と名付けて世話を始めました。夫婦は年齢を重ねたドリーが満足して暮らせるように快適な環境を整えました。

するとドリーはさっそく部屋の中を探索し始め、全ての設備をチェックすると、窓辺のお気に入りの場所でくつろぎ始めました。

「ドリーはお腹や歯などにいくつかの問題を抱えていて、治療を行う必要がありました。彼女は生涯の家族に会うための準備が整うまで、私達の家で過ごすことになりました」とニッキさんが言いました。

ドリーはすぐに友好的になって、夫婦の愛情を求めるようになりました。ドリーは居心地の良い部屋の中でリラックスして、自分の要求に応えてくれる人がそばにいることに感謝していました。

ドリーは夫婦が自分のことを助けようとしていることを知っているかのように、素直に治療のための薬を飲みました。また食事療法によって胃の問題が改善していき、徐々に食欲が増していきました。

ドリーは毎日お気に入りの窓辺から鳥や車が通り過ぎるのを眺めながら、幸せそうに日光浴を楽しんでいます。そして夫婦に頭を撫でられると、一瞬のうちにとろけ始めるのです。さらにニッキさんが床に座ると、嬉しそうに喉を鳴らしながら一直線に向かってくるようになりました。

「ドリーは人間のことが大好きで、いつも膝の上に乗ってきて幸せそうにくつろぎ始めます。また彼女はブラッシングされるのも大好きです。」

ドリーは歯科治療によって歯が無くなりましたが、最終的に痛みや不快感を感じることなく食事ができるようになりました。

そしてドリーは夫婦や獣医さん達のおかげで、日を追うごとに花を咲かせてきました。ドリーは膝の上で過ごす時間に夢中になり、いつでも愛情を受け入れる準備ができていました。

ドリーは保護された時とは比べものにならないほどに元気になり、常にエネルギーが溢れていて、力強くなりました。

またドリーは優しい性格の持ち主で、他の猫や犬にも動じることはありません。「ある時、私達が飼っている猫のうちの1匹がドリーのことを威嚇しましたが、ドリーは全く気にしていないようでした。」

「ドリーは本当に宝物のような猫で、無事に生涯の家に向かう準備を整えることができました」とニッキさんが話してくれました。

こうして一度は置き去りにされてしまったドリーでしたが、今でも人間のことが大好きで、いつもたくさんの愛情を求めています。きっと愛らしいドリーの元には素敵な里親さんが現れて、たくさんの愛情に満たされながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう。
出典:myfosterkittenslovemeow

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