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送るある日、養育ボランティアをしているシェルビーさんの元に、母猫と5匹の子猫達についての連絡が入りました。猫の親子には養育主さんが必要だったため、シェルビーさんは6匹を迎えるために、自宅に親子専用の養育部屋を用意しました。
『ドッティ』と名付けられた母猫はあまり人間慣れしておらず、子猫達のことを常に守っていました。ドッティは人間のことを警戒していましたが、安全に子育てができる場所に来られたことをとても嬉しく思っていました。
そんな中、シェルビーさんは切実に母親を必要としている迷子の子猫を引き取りました。まだ目が開いていなかった子猫は、ゴミ捨て場でひとりになっていたところを発見されて、衰弱した状態で保護されました。
『ボウイ』と名付けられた子猫は、シェルビーさんのおかげで24時間体制の世話を受けることができました。
シェルビーさんは当初、ボウイに人工哺乳を行い、十分に大きくなったらドッティと子猫達に紹介しようと思っていました。しかし、ボウイがどれだけ母親を望んでいるかに気づいた時、シェルビーさんの考えはすぐに変わりました。
「私は必死に毛布からミルクを吸おうとしているボウイの姿を見た時、このままではいけないと思いました」とシェルビーさんが言いました。
シェルビーさんはボウイをドッティのところに連れて行き、ドッティがボウイを受け入れてくれることを強く望みました。「嬉しいことにドッティはすぐにボウイの世話を始めました。彼女は我が子よりも少し後に生まれたボウイのことを、6番目の赤ちゃんとして受け入れました。」
それから数日間、ボウイはずっとドッティに寄り添い続け、片時もそばから離れようとしませんでした。一方、他の子猫達は少しずつドッティから自立していきました。
ボウイはドッティが休憩のために少し離れた場所に移動すると、身体をくねらせながらドッティのところに向かいました。「ボウイは母親を強く必要としていて、いつもドッティにくっついていたいと思っています。」
ドッティがそばにいてくれたおかげで、ボウイは確実に開花していきました。ボウイは毎回たくさんのミルクを飲んで、新しい兄弟と一緒に成長していきました。
ボウイはドッティのミルクを求めて兄弟と競い合って、ドッティの腕の中に自分自身を押し込むこともよくありました。
その後、ボウイの目が開き始めると、より活発になり、寝床の中を動き回るようになりました。
ドッティは子猫達に危険がないかを注意深く見守るようになり、ボウイも兄弟と一緒に探索に出かけるようになりました。ドッティは子猫達のことを常に気に掛けていて、誰かが遠くまで行こうとすると、すぐに連れ戻しに向かいました。
ドッティは6匹の子猫達全員に十分な栄養を与え、一日に何度も毛づくろいをしながら子猫達のことを常に清潔な状態に保っています。
一方のボウイは相変わらずお母さんのことが大好きで、兄弟が様々な場所で散らばりながら眠っている時も、ドッティにピッタリと寄り添いながら昼寝をしているそうです。
こうして生まれてすぐに辛い時期を過ごしたボウイですが、保護先で優しいお母さんに出会い、独りぼっちになっていた時間を埋め合わせることができました。今のボウイはドッティのおかげですくすくと成長していて、好奇心旺盛な性格が現れ始めているのです。
これからもボウイはたくさんの愛情を吸収しながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう。
出典：jinsbottlebabies／lovemeow
