人生に、もふもふを。

人間を怖がり部屋の隅で固まっていた保護子猫。人間の優しさに心を溶かすと、幸せに満ちた甘えん坊へと生まれ変わる

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保護子猫の『アンディー』が養育主さんの家にやって来た時、全身がとても汚れていて非常に臆病でした。

野良猫のコロニーで生まれたアンディーは、ある日路上から保護されて動物病院に運ばれてきました。ずっと野外で暮らしてきたアンディーは人間に全く慣れておらず、人間のことを非常に警戒していました。しかし、動物病院のスタッフ達はアンディーが甘い側面を持っていることに気づきました。

動物の保護活動と養育ボランティアをしているニッキ・マルティネスさんは、アンディーに助けが必要なことを知ると、躊躇することなく手を差し伸べました。「私がアンディーを迎えに行った時、彼は『シャー!』という威嚇音を出しながら私のことを叩いてきました」とニッキさんが言いました。

アンディーの外見はとても荒れていて非常に野性的でしたが、心の中には愛されたいという気持ちがあることをニッキさんは知っていました。

ニッキさんはアンディーが落ち着けるように居心地の良い静かな場所を用意して、少しでもリラックスできるように柔らかい毛布を敷きました。

そしてニッキさんはご飯の時に話しかけたり撫でたりしながら、人間と一緒にいることが幸せなことだとアンディーに伝えようとしました。アンディーは部屋の隅で身を縮めながら隠れていましたが、温かい愛情には逆らうことができませんでした。

またニッキさんはアンディーに様々なオモチャを見せて、興味がそそられるものがあるかを確認しました。するとアンディーは羽のついたオモチャに一番興味を持っていることが分かったのです。

「私が羽のついたオモチャを振ると、アンディーはそれを掴もうとするかのように手を動かすことがありました。」

ゆっくりと、でも確実に、アンディーはニッキさんを信頼し始め、アゴを撫でられるのが気持ち良いことに気づきました。するとアンディーの警戒心は徐々に好奇心へと変わっていって、隠れていた個性が現れ始めたのです。

そしてついにアンディーは勇気を出して一歩を踏み出し、撫でられることを受け入れて、寝転がりながらお腹を見せるようになりました。

アンディーはニッキさんにお腹を撫でることを許して、身体をクネクネさせながら「もっと撫でて」と要求するようになりました。保護された時は非常に警戒心が強かったアンディーは、好奇心旺盛な甘えん坊な子猫へと変わっていったのです。

その後、全身を綺麗にしてブラッシングを終えると、アンディーは広々とした部屋で過ごし始め、自信をつけるための場所を見つけました。「私はアンディーにもっと自信を持ってもらいたかったため、キャットツリーの高いところに乗せました。」

そんなニッキさんのたくさんの愛情で、アンディーは僅か数週間の間に大きく変わることができました。アンディーは人間のことが大好きになり、とっても甘えん坊なハグ好きの子猫へと生まれ変わったのです。

アンディーが再び動物病院を訪れた時、アンディーはスタッフ全員にハグを許して、決して威嚇したりすることはありませんでした。

人間に心を許したアンディーは、里親さんの家に行くための準備を整えることができました。ニッキさんはまだ少し恥ずかしがり屋な部分が残っているアンディーのために、たくさんの愛情を注いでくれる忍耐強い家族を見つけたいと思っていました。

そしてついにアンディーは生涯の家族に出会うことができたのです!

「アンディーは今、新しいお母さんの腕の中にいます。また彼は生後6ヶ月の子猫の『オジー』と、9歳の犬の『バンビ』に出会いました」とニッキさんが話してくれました。

アンディーはいくつかのオヤツとお気に入りのオモチャを持って生涯の家に行きました。アンディーは新しい環境にすぐに落ち着いて、家の中を探索し始め、最後に新しいお母さんの膝の上で丸くなったそうです。

現在、アンディーは温かい家族に寄り添いながらたくさんの愛情を吸収していて、みんなに囲まれながら最高の人生を送っています。そんなアンディーの幸せそうな姿に、ニッキさんは大きな喜びを感じているそうです。

こうして人間を怖がっていたアンディーは、ニッキさんのおかげで人間好きの子猫へと生まれ変わることができました。これからもアンディーは家族からのたくさんの愛情を感じながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:myfosterkittenslovemeow

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