人生に、もふもふを。

生後1週間で保護された4匹の子猫達。強い絆でお互いに愛情を注ぎ合いながら元気を取り戻し、幸せな毎日を送り始める

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約2ヶ月前、養育主さんの世話を必要としている4匹の子猫達が保護施設『AWLA』に運ばれてきました。子猫達は生後約1週間で、母親がいない状態で発見されました。

4匹のうちの1匹は非常に痩せ細っていて気力が無く、とても危険な状態でした。子猫達には経験豊富な養育主さんが必要だったため、これまでに多くの子猫達を養育してきたペニー・リチャーズさんの元で育てられることになりました。

子猫達はまだとても幼く、自分達で体温を調整することができなかったため、ペニーさんは保育器で子猫達の体温を温かく保ちました。またペニーさんは一番衰弱していた『ツイグレット』を注意深く観察し、定期的に少しずつミルクを飲ませて、ゆっくりと体力を回復させていきました。

他の子猫達『チェリー・ベイクウェル』『ヤッファ・ケーキ』『ジャミー・ドジャー』は、まるでツイグレットのことを励まそうとしているかのように、喉を小さく鳴らしながらツイグレットに寄り添っていました。ペニーさんはそんな子猫達に鼓動のするヌイグルミをプレゼントしました。

ペニーさんの家に来てから丸一日で、ツイグレットは20gほど体重を増やし、少しずつ力を取り戻していきました。ツイグレットの状態は時間の経過と共に安定してきて、快適に眠ることができるようになりました。

それから数日の間、ツイグレットは前進し続け、食欲も急上昇しました。「ツイグレットは確実に元気になっていきました。彼女は最初の1週間で体重が2倍になり、全身に力を取り戻すことができました」とペニーさんが言いました。

ペニーさんが哺乳瓶を持って養育部屋に入るたびに、子猫達は起き上がって鳴き始めました。「子猫達はお腹が空くと騒ぎ始めて、満足すると大人しくなりました。」

その後、全ての子猫が健康になって十分に大きくなると、保育器を卒業しました。すると子猫達はすぐにトイレの使い方を学んで、上手に使えるようになりました。

子猫達は昼寝の時間になると猫団子状態になって眠りましたが、ペニーさんが部屋に入ってきたことに気づくと、可愛い足取りで真っ直ぐに向かってきて膝の上で眠り始めるそうです。

ジャミーは穏やかな性格の持ち主で、子猫達の中で一番大きな身体をしています。またジャミーはひとりで過ごす時間も好きで、ペニーさんに甘えてくる回数は一番少ないそうです。

「ジャミーはひとりでのんびりと過ごすのが好きですが、遊び疲れた時は私に寄り添いながら眠り始めます。」

ヤッファは子猫達の中で最もお喋りで、イタズラ好きで、ハグをするのが大好きです。「ヤッファは私の周りや膝の上で遊ぶのが好きで、動くもの全てに攻撃しています。」

またヤッファは自分が欲しいものを手に入れるために、一日に何度も悲しそうな目で見つめてくるそうです。

チェリーはとっても人間好きで、家猫生活を存分に楽しんでいます。チェリーは熱心な登山家で、いつもペニーさんの肩の上に登って満足そうにしているそうです。

「ヤッファとチェリーはとても仲が良く、一日の多くの時間を一緒に過ごしています。そのためふたりは一緒に私の上に登ってくることがよくあります。」

ツイグレットは大人しくて、とっても甘えん坊です。「ツイグレットはいつも撫でてもらいたくて私のところに向かってきます。そして喉を小さく鳴らしながら寄り添ってきて、愛らしい表情で微笑みかけてきます。」

「甘えん坊なツイグレットは片時も独りぼっちになりたくなくて、常に姉妹が近くにいることを確認しています。もし姉妹の姿が見えなくなると、すぐに大きな声で鳴き始めます」とペニーさんが話してくれました。

子猫達の人生の始まりは大変でしたが、優しいペニーさん達のおかげで幸せな毎日をスタートさせることができました。子猫達はこれからさらに大きく強くなって、すぐに最高の家族と出会うことでしょう。

そして安全な家の中で元気いっぱいに過ごしながら、生涯の家族の元にたくさんの幸せを届け続けることでしょう(*´ω`*)
出典:fosterkittenhqlovemeow

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