人生に、もふもふを。

火傷を負った状態で路上から保護された子猫。優しい家族の助けを借りて、元気いっぱいの幸せな子猫へと生まれ変わる

0

ある日のこと、まだ目の開いていない幼い子猫が、保護施設へと運ばれてきました。子猫の話を聞いた養育ボランティアのカリさんは、すぐに子猫を育てることを申し出ました。カリさんは養育経験が豊富で、いつも危険な状態の子猫を専門に預かってきました。

「子猫は生後7日でした。彼女は足と胃に火傷を負っていて、軽い上気道感染症を患っていました。彼女の火傷は熱い地面が原因だと考えられています」とカリさんが言いました。

カリさんが『ウィニー』と名づけた子猫は、チューブを使った栄養補給で徐々に元気を取り戻し、哺乳瓶でミルクを飲み始めました。「ウィニーは強い意志を持った子猫です。最初はとても息苦しそうにしていましたが、危険な状態を脱すると、たくさんのミルクを飲むようになりました。」

美味しいミルクと温かいベッドでウィニーは元気を取り戻し、ついに目を開きました。そしてウィニーが本来の力を取り戻すと、カリさんの愛情をたくさん求めるようになり、ひとりになることを拒否しました。

「子猫がひとりでいるのはとても寂しいことです。そのため私はできるだけ彼女と一緒の時間を過ごすようにしました。」

カリさんはウィニーが安心して眠れるように、お母さん代わりのヌイグルミをプレゼントしました。ウィニーはさっそくヌイグルミに寄り添いながら、幸せそうに眠りについたそうです。

それから数週間が経つと、ウィニーはエネルギーに満ちた元気いっぱいの子猫になりました。

「ウィニーはとても元気です。彼女はいつも部屋にあるオモチャで遊んで、楽しそうに飛び跳ねています。また彼女はとてもおしゃべりで、何か欲しいものがある時はためらわずに話しかけてきます。」

その後、ウィニーが離乳の時期を迎えると、カリさんはウィニーに社会性を学ばせるために友達を紹介することにしました。カリさんの家には元々『タートル』という名前の猫が住んでいて、今までにたくさんの迷子の子猫達の世話をしてきました。

「これまでに家に来たほとんど全ての子猫がタートルのことを好きになりました。もちろんウィニーもタートルのことがすぐに気に入ったようです。」

「タートルもウィニーのことを歓迎し、さっそく抱きしめて毛づくろいしようとしましたが、ウィニーはどうやらもっといっぱい遊びたかったようです。」

「タートルはほとんどの時間を子猫部屋で過ごすようになり、ウィニーに休憩が必要な時は、窓辺やキャットツリーの上で優しく見守りました。」

一方のウィニーもタートルと過ごせることにとても興奮していました。ウィニーはまだ身体が小さいにもかかわらず、何度もタートルに突撃していっているそうです。

現在、6週齢になったウィニーは、エネルギー溢れるヤンチャな子猫になりました。「最初はとても辛い時期を過ごしたウィニーですが、今はとても上手くやっています。私は彼女の成長をとても誇りに思っています」とカリさんが嬉しそうに話してくれました。

こうして路上から保護されたウィニーは、保護先の家で新しい人生をスタートさせました。これからもウィニーはカリさんやタートルに温かい愛情を感じながら、すくすくと成長していくことでしょう(*´ω`*)
出典:turtle and foster friendslovemeow

この猫の記事を友達にシェアしよう