ハワイのホノルルにサーフィンが得意な猫が住んでいます。猫の名前は『クーリ』。クーリは生後6ヶ月からサーフィンを始め、今でも飼い主さんのアレキサンドラさんといっしょにサーフィンを楽しんでいます。
クーリとアレキサンドラさんの初めての出会いは路上でした。家の近くを歩いていたアレキサンドラさんは栄養失調で倒れ、動けなくなっていたクーリを発見したのです。その時のクーリは両目が開いておらず、すぐに病院で手術をしたのですが、左目に視力が戻ることはありませんでした。
片目で生活することになったクーリですが、アレクサンドラさんは、ある日、クーリに他の猫にはあまり見られない特技を持っていることを発見します。
その日、趣味のサーフィンをするために海へ出かけたアレクサンドラさんは、少しだけサーフボードにクーリを乗せてみたところ、怖がる様子もなく、楽しそうにボードに乗ったのです。
実は、目の手術の回復を待ってクーリをお風呂に入れたところ、全く水を怖がらなかったため、もしかしたらサーフィンができるかもしれないと思っていたそうです。
それ以来、アレクサンドラさんとクーリはいっしょにサーフィンを楽しむようになりました。
こちらの動画ではクーリがサーフィンを楽しんでいる姿を見ることができます。クーリのかっこいいサーフィン姿をぜひご覧ください!
片目の視力を失ってしまったクーリですが、優しい飼い主さんに拾われ、今は充実した日々を過ごしています。これからも大好きな海に出かけて、普段は見ることのできない美しい世界をその目で見続けていって欲しいですね。