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飼い主さんと散歩に出かけた猫が、迷子の子猫とバッタリ遭遇! ふたりは一瞬で意気投合して、最高の兄弟になる!

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ある日、デンマークに住むミゼネルさんとベンガル猫の『ギルバート』がいつものように散歩に出かけると、いつもとは違う出来事に遭遇しました。ふたりが路上を歩いていると、1匹の子猫が姿を現したのです。

「私とギルバートが茂みの下を覗くと、子猫は素早く走って隠れ家に身を潜めました」とミゼネルさんが言いました。

ギルバートは独りぼっちの子猫のことがとても気になって、仲良くなりたそうにしていました。そのためギルバートは門の後ろに隠れている子猫に慎重に近づいていき、鼻キスで挨拶を交わしたのです。

「子猫はその瞬間からギルバートに興味を持ち、彼の後を追いかけ始めました。それはまさに一目惚れでした。」

子猫はギルバートのことが好きになりましたが、人間のことを怖がっていました。「子猫はとても内気でした。そのため私が近づき過ぎると、すぐに逃げるか、威嚇してきました。」

ミゼネルさんは子猫を放っておくことができず、子猫を保護して動物病院へと連れて行きました。そしてお風呂に入れて、美味しいご飯を食べさせると、子猫の気持ちが徐々に変わり始めました。子猫は時間が経つにつれて人間がそれほど悪い生き物ではないことに気づき、抱っこされることに幸せを感じるようになったのです。

この時のミゼネルさんは子猫を里子に出そうと考えていましたが、どうやらギルバートは別の計画を持っていたようです。

ミゼネルさんと家族は子猫を静かな部屋で落ち着かせて、時間をかけて先住猫の『ネリー』を紹介しました。子猫はすぐに新しい環境に興味を持ち、探索を始めて、ゴロゴロと喉を鳴らすようになりました。

その後、ネリーも徐々に子猫のことを受け入れて、最後には優しく接するようにようになりました。一方、ギルバートはいつも子猫のことを心配していて、子猫が鳴くとすぐに駆け寄っていきました。

そして保護から数週間後、3匹の絆は深まり、仲良しトリオになりました。特にギルバートと子猫はお互いにすっかり離れられない存在になっていたため、家族は子猫を里子に出すことを止めました。

家族は子猫に『ナラ』と名づけて、正式に家族の一員として迎えたのです。

「ギルバートはナラを守り、猫としての生き方を教えるのが大好きです。」

保護された頃のナラはとても臆病でしたが、ギルバートやみんなのおかげで大きく変わることができました。今のナラは何も恐れておらず、可愛い個性をいつも輝かせているそうです。

「ナラはこの世界で最も愛情のある生き物のひとりです。彼女はとても愛情深く、お茶目で甘い猫です。彼女は抱きしめられるのが大好きで、いつもたくさんのお話しをしてきます。」

そんなナラのことが大好きなギルバートは、常にナラが清潔に保たれているかを確認して、しっかりと毛づくろいをしているそうです。

好奇心旺盛なナラの周りにはいつもたくさんのオモチャが用意されていますが、ナラの一番のお気に入りは庭にある葉っぱだそうです。「私の推測では、ナラが路上で暮らしていた時の唯一のオモチャが葉っぱだったのだろうと思っています。」

「ナラは食べることが好きで、いつもたくさんのご飯でお腹を膨らませています。きっと以前の彼女は、ご飯を食べるためにいつも戦っていたのでしょう。」

その後もすくすくと成長したナラは兄弟と同じくらいの大きさになりましたが、ギルバートとの関係は以前と全く変わっていないそうです♪

こうして路上で迷子になっていたナラは、最高の兄弟と家族に出会うことができました。ナラは現在、室内生活を存分に楽しんでいて、毎日を幸せいっぱいに過ごしているのです(*´ω`*)
出典:missenelllovemeow

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