イギリスのダービーシャー州にロニー・ハンバーという男の子が住んでいました。この日、ロニー君と家族は、動物保護施設のサイトで見つけた里親募集の子猫を引き取るために施設を訪れました。しかし、子猫を引き取りに行くと、猫免疫不全ウイルスを患っているという診断が出たため、連れて帰ることができませんでした。
元気を失くしトボトボと施設内を歩いていたロニー君でしたが、あるケージの前まで行くと、突然立ち止まり涙を流し始めたのです。
家族が驚いて駆けつけると、なんとロニー君の目の前には、1年半前に姿を消した愛猫のフェニックスがいたのです。
ロニー君は予想外の再会に言葉が出ず、嬉しさのあまり涙を流し続けました。
実は、1年半前にロニー君が赤ちゃんの時からいっしょだった猫のフェニックスが、突然姿を消してしまったのです。ロニー君の家族は、数ヶ月間、家の周りを必死に探したのですが、結局フェニックスを見つけることができませんでした。
フェニックスにもう会えないと分かったロニー君は、それ以来、元気のない日々を過ごしていました。両親はそんなロニー君を元気づけようと、新しい子猫を探していたのです。
施設で再会した後、すぐにフェニックスと家に帰ることができました。今では家族と一緒に幸せに暮らしているそうです。ちなみに今のロニー君の話す話題は、ほとんどフェニックスに関することだそうです。
実はフェニックスにはマイクロチップが埋め込まれていたのですが、引っ越しをした時に情報の更新ができていなかったため、連絡がつかなかったそうです。
今回、ロニー君と家族がフェニックスと再会できたことは、本当に奇跡的なことでした。
離ればなれになって分かった「かけがえのない存在」。
もう絶対に離ればなれになることはないでしょう。これからは、いつまでもいっしょに暮らしていって欲しいですね。
出典:facebook.com