人生に、もふもふを。

切り株の中で独りぼっちで鳴いていた子猫を迎え入れた先住犬。たくさんの愛情で幸せいっぱいの猫へと成長させる

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ある日、モーガンさんが農場の裏にある林の中から聞こえてくる子猫の鳴き声に気づきました。「私達は子猫がいる場所が分からなかったため、藍猫に子猫を探すのを手伝ってもらいました。愛猫は匂いを嗅いで、子猫の居場所を突き止めました」とモーガンさんが言いました。

子猫は切り株の中で独りぼっちになっていて、助けを求めて鳴いていました。モーガンさんは母猫が帰ってくるのを何時間も待ちましたが、残念ながら母猫が戻ってくることはありませんでした。そこでモーガンさんは子猫を自宅に連れて帰って、『ポリー』と名付けて世話を始めました。

「ポリーはまだ物を見ることができず、全身にノミがたくさんついていました。私達の愛犬の『パックス』は、幼いポリーのことを出会った日から愛していました。」

ポリーの方もパックスに温かい愛情を感じたようで、最初のお風呂から上がるとすぐにパックスに寄り添い始めました。

パックスはその日から、ポリーの食事が終わるのをいつもそばで辛抱強く待つようになりました。そしてポリーがご飯を食べ終わると、腕の中に迎え入れて優しく毛づくろいを始めました。

そんなパックスのおかげでポリーは常に愛情を感じることができ、歩けるようになると、いつもパックスの後を追うようになりました。

「家で暮らす猫達はみんな、ポリーと数週間距離を置いていたため、自然とポリーはパックスのマネをして、犬のように行動するようになりました。この時のポリーの世界には、パックスと私と夫だけしかいませんでした。」

パックスとポリーはいつも一緒に行動し、ポリーが成長するにつれて、ふたりの絆はさらに深まっていきました。

愛情深いパックスはポリーとベッドを共有して、同じオモチャで一緒に遊びました。またパックスはポリーに犬としての生き方を教えて、ポリーのイタズラにも怒ることはありませんでした。

パックスが日課の散歩に出かけると、ポリーはいつもパックスの帰りを玄関のそばで待ち始めます。そしてパックスが散歩から帰ってくると、早く家に入るようにパックスに向かって『吠え』始めます。どうやらパックスに育てられたポリーは、自分のことを犬だと思っているようです。

そして朝を迎えるとふたりは玄関のそばに座って、太陽の光を浴びながら、外の様子を見守り始めるのです。

こうして迷子だったポリーはパックスのおかげですくすくと成長し、完全に心を開花させることができました。今のポリーは家族全員のことが大好きですが、相変わらずパックスのことを一番に想っているそうです。

ポリーはとってもお茶目で、イタズラ好きで、いつも元気いっぱいに遊び回っています。そして、たくさん遊んだ後は必ずパックスの元に戻ってきて、満足そうに夢の世界へと旅立って行くそうです(*´ω`*)
出典:pollyandpaxlovemeow

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