人生に、もふもふを。

寒さの中、お互いに寄り添いながら、助けを求めて鳴いていた子猫達。暖かい家に安心すると、幸せな子猫へと生まれ変わる

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ある寒い日のこと、ニューヨークのブルックリンに住む女性が、地元の学校の近くで4匹の子猫と母猫を見つけました。しかし、女性がその日の午後に同じ場所を通ると、そこには2匹の子猫だけが残されていたのです。子猫達はお互いに寄り添いながら、助けを求めて鳴いていました。

女性は母猫が戻って来ることを願いましたが、いくら待っても母猫が現れることはありませんでした。女性は冬の寒さの中に子猫達を置いていくことができなかったため、保護することに決めました。

女性は子猫達を捕まえて、地元の保護施設へと連れて行きました。子猫達はまだ幼く、4週齢ほどでした。そんな子猫達のことを知った養育ボランティアのジェス・トーレンさんは、子猫達を養育することを申し出ました。

新しい家に着いた子猫達は、すぐにジェスさんのことを受け入れました。子猫達は暖かい場所で過ごせることに満足していて、ジェスさんにとても感謝しているようでした。

その後、ジェスさんは子猫達に『ウィニー』と『チル』と名づけました。「ウィニーはとても好奇心が旺盛で、箱から何度も飛び出してきました。一方のチルは控えめな性格で、新しい環境に慣れるまでに少し時間がかかりました」とジェスさんは言いました。

そんな性格の違う2匹ですがとても仲が良く、保護された日からずっと深い絆を共有しているそうです。

「子猫達はいつも抱きしめ合っていて、ノンストップで遊んでいます。そして遊び疲れると一緒にベッドに入って、寄り添いながら眠り始めます。」

ちなみにヤンチャでイタズラ好きなウィニーは、チルが先に眠ってしまうと、一緒に遊ぶためにちょっかいを出し始めるそうです。

「ウィニーは注目を集めるために、いつも大きな声で鳴いています。一方のチルはとても大人しくて、静かにベビーサークルの中を歩き回っています。」

子猫達が夜を迎えると、いつもジェスさんの部屋で眠りにつきます。そこにはお気に入りのヌイグルミと、快適なベッドが用意されているそうです。そして翌朝を迎えると、ウィニーは大きな声でチルを起こして、2匹で一緒に朝ご飯を要求してくるそうです。

元気いっぱいで活発なウィニーに対して、チルの方は少し不器用なところがあります。「チルは時々、ソファーやベッドに登れなくて困っている時があります。そんな時は私が迎えに行くまで、ずっと鳴き続けています。」

お互いのことが大好きな子猫達は、決してお互いのそばから離れることがありません。ウィニーがジェスさんの腕の中で眠っている時は、必ずチルが隣にいるか、膝の上で眠っているそうです。

「すっかり室内での生活を受け入れたウィニーとチルは、いつも安全で暖かい場所で過ごしています。2匹はこれから先もずっと、お腹を空かせて彷徨い歩くことはありません」とジェスさんは話してくれました。

その後、子猫達には素敵な家が見つかりました。子猫達は今週末にジェスさんの家を出て、同じ里親さんの家へと旅立って行くそうです。

こうして厳しい寒さから助け出された子猫達は、優しい人達のおかげで快適な生活を送り始めることができました。子猫達はいつも暖かいベッドで眠りながら、元気いっぱいの毎日を送っているのです(*´ω`*)
出典:kittenbnblovemeow

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