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保護施設から来た6匹の子猫達の育児を手伝い始めた犬。その優しさに安心した母猫は、一緒に協力しながら子育てを進める

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先月、『スモーキー』という名前の猫が保護施設での生活を経て、6匹の子猫達と一緒に養育ボランティアのアサさんの家にやって来ました。アサさんは7匹の親子のために静かで快適な部屋を用意して、スモーキーがリラックスするために必要な時間を与えました。スモーキーは居心地の良い環境に安心して、すぐに子育てに没頭し始めました。

スモーキーはとてもリラックスしていたため、子猫達が嬉しそうにミルクを飲んでいる時に、満足そうに舌を出していることもよくありました。

スモーキーは要求の厳しい6匹の子猫達のために、毎日たくさんのご飯を食べて力をつけました。スモーキーは子猫達のあらゆる要求に応えて、全ての子猫が清潔な状態に保たれているかを常に確認していました。

そしてスモーキーはアサさんが部屋に入ってくるたびに、子猫達の様子を見ていてくれる人が来たことを喜んで、少しの間子猫達のそばを離れてストレッチや栄養補給を行いました。

「スモーキーは素晴らしい母親で、いつも子猫達のことを気にかけています。そんな彼女はとてものんびりとした性格の持ち主でもあります」とアサさんが言いました。

子猫達はそれから数週間で飛躍的に成長し、それぞれの愛らしい個性が開花しました。6匹の子猫達のうちの5匹が灰色の毛をしていて、ぞれぞれ『チョリソー』『ペパロニ』『サラミ』『プロシュット』『パストラミ』と名付けられました。そして『スパム』と名付けられた黒白の子猫は、子猫達の中で一番のイタズラ好きでした。

スパムはひとりだけ模様が違っていたため、最初からとても目立っていました。スパムは好奇心が旺盛で、怖いもの知らずな性格です。

スパムはお母さんのシッポにタックルをしたり、戦いを挑んだりするのが好きでした。またご飯容器の中にスッポリと収まって、オヤツを独り占めすることもよくありました。

6匹の子猫達を育てることは簡単なことではないため、子猫達が他の動物達と交流することが出来るようになった時、アサさんは猫好きの犬の『コナ』を紹介しました。

コナはこれまでにもたくさんの保護子猫達を迎え入れて、まるで我が子のように育ててきました。さらにコナは母猫が一緒に保護された時は、母猫ともすぐに仲良くなることができました。

スモーキーはすぐにコナが子猫達への大きな愛情を持っていることに気づいたため、喜んでコナに育児の手伝いをお願いしました。

また子猫達もすぐにコナの優しさに気づいたようで、コナの周りに集まるようになりました。コナはそんな子猫達に優しく挨拶をして、子猫達と一緒に楽しい時間を過ごし始めました。

「コナは時々子猫達の首の後ろを咥えて連れて行ったりしますが、スモーキーは特に気にしていないようです。彼女は完全にコナのことをベビーシッターだと思っていて、『いつも手伝ってくれてありがとう』と言っているかのようにコナに接しています。」

ヤンチャなスパムもコナのことが大好きで、いつもコナに向かって話しかけたり、ちょっかいを出したりしているそうです。

「今の子猫達は随分と大きくなっていて、より遊び好きになっています。そのため子猫達は毎日優しいコナおばさんと一緒に無邪気に遊び回っています」とアサさんが話してくれました。

一方、コナの助けを借りながら子育てをしているスモーキーは、日に日に自分の時間を長くしていっています。今後、子猫達が独り立ちできる年齢になったら、里子に出る準備を整えて、生涯の家族を探し始めるそうです。

こうして保護施設からやって来た猫の親子は、最高のベビーシッターに会うことができました。これからも猫の親子は安全な家の中で過ごしながら、愛情いっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:shibuyarollcalllovemeow

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