カリフォルニアを襲った猛烈な山火事は、多くの建物を飲み込んで鎮火しました。カリフォルニアのパラダイスに住むコートニー・ウェーブローさんの家も、この恐ろしい山火事によって完全に消失しました。しかし、山火事が発生してから1ヶ月後、コートニーさんと家族は大きな希望を見つけたのです。
それは愛猫の『ティンバー』を発見したことでした。
山火事で家族が強制避難を余儀なくされる直前に、ティンバーはどこかへと姿を消してしまいました。家族はもう二度とティンバーに会えないと思い、深い悲しみに暮れていたのです。
出典:Courtney Werblow (thedodo)
しかし先週の土曜日、コートニーさんと両親が灰の中から回収できるものがないかを調査しに行くと、自宅跡に見覚えのある猫の姿を発見したのです。
それはティンバーでした!
コートニーさんが遠くに見えるティンバーを呼ぶと、ティンバーはコートニーさんの方へと真っ直ぐに向かってきました。
再会の様子はこちら。
信じられないことに、あれほど恐ろしい試練を経験したにも関わらず、ティンバーはとても健康的でした。長い間、ひとりで命をつないできたティンバーは、ついに大好きな家族の元へと帰ってきたのです。
「全てのものが失われた後で、ティンバーは帰ってきました。彼女は驚くほどの忍耐力と、強さと、愛情を持っています。彼女は私達の大切な家族で、再び彼女を抱きしめることができて本当に幸せです」とコートニーさんは言いました。
コートニーさんは山火事によって避難生活を送っている人達のうちの1人です。再び以前のような生活に取り戻すまでには、非常に多くの時間がかかることでしょう。しかし、ティンバーとの再会は、まだ全てのものを失ったわけではないことを証明したのです。
「望みは決して失わないでください!」とコートニーさんは話してくれました。
出典:Courtney Werblow/thedodo