人生に、もふもふを。

迎えられた家で新しい兄弟と出会った保護子猫。一緒にいられることが嬉しくて、いつまでもピッタリと寄り添い続ける

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寒い雨の日のこと、インディアナ州に住む家族が藪の中で子猫の姿を見つけました。家族は母猫の帰りを待ちましたが、結局戻ってくることはありませんでした。

その後、地元の保護施設に運ばれた子猫は、養育ボランティアのバーブさんの家で育てられることになりました。子猫はとても衰弱していたため、危険な状態だったそうです。

「私は引き取った子猫に『ライオネル』と名づけました。彼はライオンのように強くて、勇敢です」とバーブさんは言いました。

幼くして孤児になったライオネルは、免疫力が非常に弱い状態でした。ライオネルは保護されてすぐに食べることを止めて、急速に衰えていったそうです。バーブさんはそんなライオネルにシリンジでご飯を食べさせ、一日中身体を温め続けました。「私は長く辛い夜を何日も過ごしました。でも私は決してライオネルの命を諦めませんでした。」

そんなバーブさんの気持ちが伝わったのか、ライオネルは何とか元気を取り戻してきました。「ライオネルはよく食べて、喉を鳴らして、甘えてきます。孤児になった子猫はとても弱々しくて、健康状態が突然変わることがあります。ライオネルの元気な姿は、私にとって一番の贈り物です。」

バーブさんは生まれたばかりの子猫には、寄り添うことのできる兄弟が必要なことを知っていました。そこでバーブさんはボランティアをしている2つの保護施設に連絡をして、ライオネルの新しい兄弟を探し始めたのです。

「それから1週間後。ライオネルくらいの子猫達が保護施設に連れて来られました。」

バーブさんはすぐに保護施設に向かい、生後2週齢の『マギー』と『ジャクソン』を連れて帰りました。「マギーは私が今まで出会った中で最も大きな鳴き声と、短いシッポを持っています。そしてジャクソンはとても力強い瞳を持っています。」

2匹がライオネルと会う準備が整った時、バーブさんは3匹の子猫を会わせてみました。するとライオネルは新しいお兄さんとお姉さんにピッタリと寄り添い始めたのです。

最終的に3匹は喉をゴロゴロと鳴らしながら、一緒に眠りにつきました。

3匹の中で一番小さなライオネルは、昼寝の時に誰かを抱きしめるのが大好きでした。そのためライオネルは、抱きしめる兄弟ができたことに大きな幸せを感じたのです。

ライオネルは現在、新しい兄弟達と共に楽しい時間を過ごしているそうです。「ライオネルは兄弟と一緒の生活にとても満足しています。彼は兄弟に寄り添っているのが大好きです。」

「3匹の保護子猫達は、今ではすっかり1つの家族です。3匹は日に日に大きく成長していて、いつも一緒に部屋の中を大冒険しています」とバーブさんは言いました。

こうして藪の中から保護されたライオネルは、新しい兄弟との出会いで人生が大きく変わりました。ライオネルはこれからも兄弟やバーブさんのことをギュッと抱きしめながら、幸せな日々を過ごしていくことでしょう(*´ω`*)
出典:kitten_faceslovemeow

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