人生に、もふもふを。

ある日、介護施設に現れた猫。みんなに優しくされたのが嬉しくて、それから毎日通ってみんなの心を温める (*´ェ`*)

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ある日、猫の『ピクルス』がシアトルにある介護施設『ベイビュー・リタイアメント・コミュニティ』に姿を現しました。入居者達は痩せ細ったピクルスを心配して、美味しい食べ物とたっぷりの愛情を注ぎました。するとピクルスは施設で過ごす時間が好きになり、毎日通って来るようになったのです。

見上げる猫出典:BayviewSeattle

ピクルスがどこから来るのかは分かっていませんでしたが、入居者の心はピクルスに奪われていきました。

毎日通うようになったピクルスは、入り口のドアがセンサーで開くことを理解したようで、ひとりで施設の中に入って来るようになったそうです。

ドアの前の猫出典:BayviewSeattle

それからしばらくして、入居者達はピクルスについて詳しく知ることができました。ピクルスはある家で暮らしていましたが、あまり飼い主さんが自宅に帰って来なかったため、適切な栄養と世話を得られず、動物病院に何度も入院していたそうです。

そんなある日のこと、ピクルスの飼い主さんが別の街へ引っ越すことになりました。引越し先にピクルスを連れて行けなかった飼い主さんは、ピクルスが毎日通っていた施設を訪ね、「もし良かったら、彼を引き取ってくれませんか」と言ってきたのです。

幸せそうな猫出典:BayviewSeattle

もちろん入居者達はピクルスを快く迎え入れました。

「ピクルスはとても親しみやすい猫で、一晩中建物の中で過ごし、私のベッドで眠ります。朝起きると、彼はいつもベッドの中にいます。そして、起床時間になると私の顔を軽く叩きます」とピクルスのお世話係をしているマリオンさんは言いました。

見上げる猫出典:BayviewSeattle

ピクルスは施設の1階を完全に自分のものにしていて、自由気ままに歩き回ります。そして、入居者がテラスを散歩していると、いつもその後をついて回るそうです。また、入居者の何人かは杖をつきながら歩いているのですが、ピクルスはその杖に身体を擦りつけるのが大好きなのだそうです。

見る猫出典:BayviewSeattle

「ピクルスはまるで人間のようです」とマリオンさんは言いました。ピクルスはいつもイベントやパーティー、ミーティングや映画鑑賞会などに自ら参加します。そして、みんなにかまわれたいピクルスは、いつもみんなの目の前を横切り、自分がここにいることをアピールしてくるのです。

そんな目立ちたがり屋のピクルスですが、時にはみんなのお手伝いもしてくれることもあります。こちらは時計を夏時間にセットするピクルスの姿です♪

猫の写真出典:BayviewSeattle

ピクルスは多くの人達に馴染み、その場に溶け込む能力を持っています。とても人間っぽいピクルスは、すっかり入居者の1人になっていて、みんなからは『ピクルスさん』と呼ばれているそうです。

こちらはピクルスさんの日常の様子です。(動画)

In collaboration with our friends at The Animal Rescue Site, we present to you a once-in-a-lifetime story of Mr. Pickles. SHARE this to help shine light on the benefits of pets in retirement communities:

#HappyNationalPetDay

Bayview Retirement Communityさんの投稿 2016年4月11日

こうして施設が気に入ったピクルスは、毎日施設に通うようになり、最後には施設で暮らすことになりました。生涯の家と出会ったピクルスは、今日もたくさんの人達に囲まれながら、幸せな時間を過ごしているのです♪
出典:BayviewSeattlelovemeow

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