ある日、窓の外に1匹の茶トラ猫が現れて、野良猫としての人生を終える覚悟ができたことを告げました。
この出来事はニューヨークのブルックリンにある家の外で、女の子と猫が仲良くなったことから始まりました。女の子は家に来た猫にご飯を与え始め、猫は毎日女の子の元に通ってくるようになりました。
しかしある日、猫が怪我をした状態で現れたことで物語は急展開を迎えました。猫は窓の外で鳴き叫んで、野外での生活の疲れと生涯の家族を求める切実な気持ちを訴えてきたのです。
これまで猫を世話してきた女の子は、すぐに猫を地元の保護施設『リトル・ワンダラーズ・NYC』に連れて行って、獣医さんの診察と治療を受けさせました。
『カールトン』と名付けられた猫はこれまで困難な状況の中で生きてきたにもかかわらず、穏やかで愛情深い猫でした。獣医さん達はカールトンの世話を始めて、カールトンの年齢が5歳くらいだと推定しました。
カールトンはFIVの検査で陽性反応が出ましたが、それによって気分が落ち込んだりすることはありませんでした。しかし、そのことが原因でカールトンが新しい飼い主さんを見つけることが難しくなったのです。
出典:littlewanderersnyc
そんなカールトンの話は最終的に経験豊富な養育主のカリアンヌさんの耳に入り、カリアンヌさんはカールトンを預かることに決めました。その後、新しい家で過ごし始めたカールトンは慣れない環境に警戒しましたが、幸いなことにカリアンヌさんのおかげですぐに新しい生活を受け入れて、愛情と安心感を得られるようになりました。
またカールトンは室内生活の快適さをすぐに理解して、カリアンヌさんのハグや先住猫達との交流を楽しむようになりました。カールトンは家猫としての生活に順調に馴染んでいって、とっても抱っこ好きの甘えん坊な猫へと生まれ変わったのです。
出典:littlewanderersnyc
さらにカールトンの怪我は、保護施設のスタッフ達とカリアンヌさんのケアで順調に回復していきました。そしてすっかり元気を取り戻したカールトンは、これから出会う里親さんとの生活を心待ちにしているそうです。
これからもカールトンは家猫生活を楽しみながら、いつまでも幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ェ`*)
出典:littlewanderersnyc/iheartcats