ある日、アメリカのサウスカロライナ州にあるベルモント消防署で、1匹の猫がのんびりとくつろいでいました。そして猫が消防隊長のセガールさんを見つけると、真っ直ぐに向かって行って愛情を求め始めました。
その様子を見た隊員達が隊長のところに行って、「彼は少し前からここに住んでいる仲間で、名前は『フレイム・ザ・アースン』です」と伝えました。
隊員達がフレイムを最初に発見した時、フレイムはとてもお腹を空かせていました。そのためフレイムは署内に入ると、一直線にキッチンに向かって食べ物を求めました。冷蔵庫にはいくつかのフライドチキンが入っていたため、隊員達はフレイムに食べさせてあげました。
隊員達は誰一人として新たな仲間が増えることに反対する人はいませんでした。そして、その日からフレイムは隊員達の心をとりこにして、署内にたくさんの癒しと笑顔を届けてくれるようになったのです。
隊員達は休憩時間になるとフレイムに会いに来て、背中を優しく撫で始めます。そんな隊員達の優しい行動に、フレイムも大満足しているようです♪
消防署で暮らし始めたフレイムは、いつも建物の周りをパトロールしながら安全を確認しています。また隊員達が作業をしている時に、『猫の手』を貸してくれることもあるそうです♪
消防署ではいつもサイレンや警報が鳴りますが、フレイムはあまりその音を気にしていないようです。また隊員達が現場に急行する時は、邪魔にならないところに座りながら隊員達の様子を見守っているそうです。
そんなフレイムの日課はホースの点検です。フレイムの仕事に対する情熱は隊員達の間でも話題になっていて、もし不備が見つかった時はしっかりと隊員達に伝えてくるそうです。
非常に仕事熱心なフレイムですが、たまに隊員達のロッカーを占領して、休憩していることもあるそうです♪
とっても愛らしいフレイムは、いつの間にか地元の人達の人気者になりました。そのためフレイムは時々、ファンの人達からプレゼントを受け取ることもあるそうです。
こちらは地元のファンからもらった消防車のオモチャと一緒に眠るフレイムの姿です♪
夜になると隊員達はいつもフレイムに『おやすみの挨拶』をして、フレイムをベッドに運んであげているそうです。
消防署で働く隊員達はみんなフレイムのことが大好きです。
隊員達は現場でストレスを感じたり、とても悲しいことに直面したりすることがありますが、フレイムはそんな隊員達をいつも温かく迎え入れて、みんなの心に安らぎを与えてくれているのです。
隊員達はフレイムを見習って、床に寝転がって休憩することもあります。どうやらフレイムは疲れた隊員隊に最高のリラックス方法を教えているようです。
フレイムは隊員達からいつももらっている愛情とご飯のお礼に、様々な方法でたくさんの恩返しをしているのです。
こちらは消防車でまったりしながらシッポで遊ぶフレイムの姿です。 (動画)
フレイムは毎日がとても楽しくて、幸せで、いつも喉を鳴らしながら過ごしています。そして、隊員達はそんなフレイムの姿に心の底から癒されているのです。
その後、高齢のため『消防猫』を引退したフレイムは、今は静かな家でのんびりしながら余生を楽しんでいるそうです(*´ェ`*)
出典:flamethearsoncat/lovemeow