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生まれた直後に独りぼっちになってしまった子猫。保護先で膝の心地よさに心を奪われ、膝と共に幸せな毎日を送り始める

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ある日、ラスベガスで養育活動を行なっているパトリシア・リカさんの元に、助けが必要な子猫についての連絡が入りました。子猫はまだ生まれて数時間しか経っていませんでした。

子猫を野外で発見した人は、しばらく母親が戻ってくるのを待ちましたが、いくら待っても姿を現さなかったため、子猫を保護して助けを求めました。「子猫の状況を聞いて、私達が介入しなければならないことは明らかでした」とパトリシアさんが言いました。

『アレクサンダー』と名づけられた子猫は、生きたいという強い意志を持っていました。アレクサンダーはパトリシアさんの看護のおかげで徐々に元気を取り戻し、たくさんのミルクでお腹を膨らませました。

パトリシアさんは24時間体制で世話を続け、夜の間も2時間おきに哺乳瓶でミルクを飲ませ続けました。アレクサンダーはパトリシアさんの首に寄り添うことが大好きで、いつもそのまま幸せそうに眠りにつきました。またアレクサンダーは常にパトリシアさんの愛情を求めていて、いつも一緒にいたいと主張してきました。

アレクサンダーは何か伝えたいことがある時は、その大きな瞳でパトリシアさんのことをジッと見つめてきます。またアレクサンダーは成長するにつれて、パトリシアさんの腕の中や膝の上にいることが大好きになりました。

「アレクサンダーはいつも私の心を溶かします。私は彼の日々の成長をとても誇りに思っています。」

アレクサンダーは部屋にパトリシアさんが入ってくると、嬉しそうに駆け寄って、ピッタリとくっつきます。アレクサンダーにはパーソナルスペースの考えが存在せず、常にパトリシアさんにくっついていたいと思っているのです。

「私はこれまでにアレクサンダーほどキス好きの子猫を育てたことがありませんでした。彼は驚くほどの甘えん坊です。」

また、すっかり膝好きになったアレクサンダーは、パトリシアさんの膝が空いていると、まるで自分の使命でもあるかのように、毎回膝の上を占領し始めます。アレクサンダーはいつも優しいパトリシアさんのことが大好きで、本当のお母さんのように思っているのです。

さらにアレクサンダーは先住犬や他の保護猫とも仲良くなって、いつも楽しい時間を過ごしているそうです。

アレクサンダーは好奇心が旺盛で、冒険好きで、出会う人全てと友達になります。

「アレクサンダーは一日中私の後を追いかけて、一日に何度もキスをしてきます。彼は本当に愛情いっぱいの男の子です。きっと彼は新しい里親さんの元にも、たくさんの幸せと笑顔を運び続けることでしょう。」

アレクサンダーはパトリシアさんの愛情で十分に成長し、生涯の家に行く準備を整えました。

「アレクサンダーは犬や猫が暮らしている家に行かなければなりません。彼は他の動物や人間のことをとても愛していて、ひとりでいることはできません。」

「アレクサンダーは健康で、いつも幸せそうで、最高の人生を送っています。彼はいつも愛情いっぱいで、彼の周りには常に笑顔が溢れています」とパトリシアさんが話してくれました。

アレクサンダーはこれからも温かい家族や友達に囲まれながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう。
出典:fosterkittensvegaslovemeow

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