数ヶ月前、母猫と7匹の子猫達が困難な状況から救い出されました。
『キャリー』と名付けられた母猫は重傷を負い、片目も失いましたが、それでも子猫達の世話を決してやめようとしませんでした。そんなキャリーが手術を受けた後、保護団体『ARPO』のロリ・ホワイトさんの家で子猫達と一緒に暮らし始めました。
キャリーはこれまで大変な経験をしてきたにもかかわらず、要求の多い子猫達に愛情深く接し続けていました。
キャリーは子猫達がペットサークルで飛び跳ねたり転げ回ったりしている中、新しい環境にすぐに馴染んでくつろぐようになりました。キャリーは7匹の空腹のお腹を満たすために、常に子猫達のそばで過ごし、全ての子猫達に平等に愛情を注いでいました。
そんなキャリーはここが子猫達にとって安全な場所だと理解すると、満足そうに喉を鳴らしながら子猫達への授乳を続けました。
キャリーはコミュニティの支援のおかげで、必要な治療を受けることができました。キャリーは一つ一つの治療を落ち着きながら受けて、大変な手術にも強い気持ちで臨みました。そして、キャリーの回復力が周りの人達を驚かせました。
一方の子猫達は、キャリーのシッポをまるでオモチャのように叩いて遊んで、キャリーのことを忙しくさせました。
ヤンチャな子猫達が探索できる年齢になると、部屋の中で水飲み場やご飯の容器を発見して、お母さんの真似をしながら食べたり飲んだりし始めました。
そんな子猫達のことを大切にしているキャリーは、人間とのつながりも強く求めていました。そのため子猫達が自立していくにつれてロリさんの後を追うようになり、膝の上で丸くなったり、抱っこをおねだりしたりと、甘えん坊な姿をたくさん見せてくれるようになりました。
キャリーと7匹の元気な子猫達は、毎朝ロリさんが養育部屋を開放するとすぐに部屋から飛び出して、可愛い鳴き声と喉の音でロリさんを迎えました。
キャリーが複数の怪我や合併症を乗り越えて、元気で幸せな7匹の子猫達を育てる姿はまさに驚くべきものでした。
そんなキャリーが子育てを終えて強く望んだことは、『誰かの特別な存在』になることでした。キャリーは既に新しい生活を始めるための心の準備ができていました。
ちょうどその頃、妊娠中や妊娠後の母親のケアを行なっているセラピストのケイティーさんがキャリーの話を聞き、キャリーが自分達の家族にピッタリだと確信しました。
「ケイティーさんはキャリーの強さと回復力に魅了されました。そして、新米のお母さん達が困難や逆境を乗り越えて、さらに強くなっていく方法を示すために、彼女の物語りを活かしたいと考えました」とロリさんが言いました。
その後、キャリーはケイティーさんの家に迎えられて、『誰かの特別な存在』になりたいというキャリーの夢が実現しました。
やがてキャリーはケイティーさんと一緒にセラピーセッションに行くようになって、ケイティーさんを支えるアシスタントになりました。キャリーは自分らしくいることで、ゆっくりとリラックスする方法をみんなに教えて、穏やかな喉のゴロゴロ音で部屋中を満たしました。
「キャリーはみんなに好評で、私達の家でも愛されています」とケイティーさんが言いました。
「キャリーはほぼ毎回私のセッションに参加しています。彼女は私の娘達と遊ぶことと、朝の4時にパパの上に乗って、『ニャー』と鳴きながらパパを起こすことが大好きです。」
こうして子猫達と共に保護されて、怪我や病気を治したキャリーは新しい毎日を歩み始めました。キャリーは現在、たくさんの人達の愛情を受け取りながら、みんなの心を癒やし続けているのです。
出典:dreaming_of_foster_kittens/lovemeow
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