ある日、病気の子羊が動物保護施設『ハッピー・テイルズ・ファーム・サンクチュアリ』にやってきました。
『チャーリー』と名づけられた子羊は、生後2日で孤児になってしまったそうです。
施設に来た時のチャーリーは全身が汚れていて、病気を患っていました。施設のスタッフは衰弱したチャーリーの姿を見て、生き残る可能性が低いことを感じたそうです。
しかし、施設の創設者のカーラさんと夫のハリーさんは決して諦めませんでした。夫婦はその日から、チャーリーの看病を一日中続けたのです。
そんな愛情深い夫婦の家には、保護猫の『ドーラ』が住んでいました。ドーラは4週齢の時に、家の前の溝から救い出された猫でした。最初はかなり衰弱していたドーラでしたが、夫婦の看病のおかげで元気を取り戻すことができたのです。
保護猫のドーラと保護羊のチャーリーは、出会った瞬間に結ばれました。その日以来、2匹はいつも一緒にいるようになったのです。
まだ幼いチャーリーにとって、弱った体力を回復させるのは簡単なことではありませんでした。しかし、ドーラがいつも隣で励ましてくれたおかげで、元気を取り戻すことができたのです。
2匹は種族が違いますが、お互いのことを理解し、心が通じ合っているとカーラさんは感じているそうです。
チャーリーは、猫のお姉さんのことが大好きで…
ドーラは、羊の弟のことをいつも優しく見守っているのです。
「ドーラとチャーリーは信頼関係を築いています。ふたりはお互いに励まし合い、支え合っているのです」とカーラさんは言います。
こちらはドーラの気を引こうとするチャーリーの姿です。
Here's your awwwww moment for the day!
Happy Tails Farm Sanctuaryさんの投稿 2017年1月8日
こうしてカーラさん夫婦に助けられた2匹は、運命の出会いを果たしました。夫婦にたくさんの愛情を注がれたドーラは、その愛情を今度はチャーリーにお返ししているようです(*´ェ`*)
出典:facebook.com