ある日の夜、ウェイさんと夫は家の近くで子猫の鳴き声を聞きました。ウェイさん達は家の周りを一晩中探し続けましたが、子猫を見つけることができませんでした。
しかし、ウェイさん達は諦めませんでした。日が昇ってからも探し続けたウェイさん達は、駐車場に止めてあった車の中に子猫を発見したのです!
それから6時間後。ウェイさん達は知人にも協力してもらい、子猫を無事に救出することができました!
ウェイさんは幼い子猫に『タイガー』と名づけて、家族に迎えることにしました。
やっとのことで車から救出されたタイガーでしたが、明らかに呼吸が苦しそうで、病気を患っているように見えました。すぐにタイガーを獣医さんに診てもらうと、肺炎を患っていることが分かったのです。
獣医さんは病弱なタイガーを救うために、できる限りのことをやってくれました。しかし、タイガーの肺炎は重く、予断を許さない状態が続きました。そして、ウェイさんは獣医さんに「最悪の事態に備えるように」と言われたのです。
ウェイさんは毎日タイガーを病院に連れて行き、自宅に連れて帰ってからも24時間タイガーの世話を続けました。
そして、ウェイさんの献身的な看病が、タイガーを死の淵から救ったのです!
こちらはタイガーが初めてゴロゴロと喉を鳴らした時の様子です。それの姿はまるで、ウェイさんに「助けてくれてありがとう」と伝えているかのようでした。
タイガーは日に日に回復していきました。そして、元気いっぱいになったタイガーは、ウェイさんに可愛い姿をたくさん見せてくれるようになったのです。
タイガーはウェイさんに見守られながら、すくすくと成長していきました。
こちらは窓の外を眺めるタイガーの姿です。どうやら、この場所がタイガーのお気に入りの場所になったようです。
でも、タイガーにはもっとお気に入りの場所があります。それは、苦しい時にいつもそばにいてくれて、優しく包み込んでくれたウェイさんの隣が、世界で一番好きな場所なのです♪