ある日、ルーマニアに住むソリン・ポーパさんと妻は、子犬の『ダンテ』を家族の一員として迎え入れました。そしてダンテの遊び友達として、保護施設から子猫を引き取ろうと考えていました。
そんな中、夫婦は家の近くの建設現場で独りぼっちの迷子の子猫の姿を発見しました。子猫は家を必要としていて、夫婦はダンテのために子猫を探していました。
「それはちょうど私達が新しい家に引っ越している最中のことでした。まだベッドも無い新しい家に、子猫の『アビゾー』がやって来ました。彼女は母猫とはぐれてしまったようで、全身が汚れていてお腹を空かせていました。彼女はとても親しみやすく、たくさんの愛情を求めていました」とソリンさんが言いました。
翌日に引っ越し作業を終えた夫婦は、アビゾーの全身を綺麗に洗って、体調を調べてもらうために動物病院へと連れて行きました。またペット用品店に行って、アビゾーのために必要な食べ物やオモチャを購入してきました。
「どうやらアビゾーは食べ物やオモチャを気に入ってくれたようで、喉を鳴らしながら私達にピッタリと寄り添ってきました。」
その後、アビゾーがダンテに会う準備を整えると、ソリンさんは早速ふたりを会わせてみました。するとふたりはすぐにお互のことを知りたがろうとしました。
「彼らはお互いに興味を持ちましたが、最初の日は少し距離を置いていました。でも2日目にダンテのボウルに水とご飯を入れると、アビゾーが真っ直ぐに駆け寄ってきました。」
そしてアビゾーはダンテの隣に来て、ダンテ用のご飯を食べ始めたのです。
それからふたりはすぐに親友になって、一日のほとんどの時間を一緒に過ごすようになりました。ふたりはお互いのことを追いかけて、一緒に遊んで、バルコニーを散歩して、夫婦の食事の様子をじっと見つめてきました。
また、ダンテは猫の妹がすることを真似するのが大好きでした。
「ダンテはいつもアビゾーが遊んでいるものが気になって、自分も同じもので遊び始めます。そしてアビゾーがどこかに座っていると、ダンテも一緒に座り始めます。」
「アビゾーが私の膝の上で眠っていると、ダンテも膝の上で丸くなります。アビゾーが私の手を舐めると、ダンテも同じように舐めてきます。」
「彼らは疲れて眠りにつくまで、一緒に走り回ったり、飛び跳ねたりしながら楽しそうに遊んでいます。」
また、ふたりはイタズラのパートナーでもあります。ふたりはいつも家の中を駆け回って、一緒にハプニングを引き起こしているそうです。ふたりはお互いにエネルギーを満たし合っていて、終わりのないエンターテイメントを家族に提供し続けているのです( *´艸`)
そんなふたりの大好きな娯楽は、バルコニーで暖かい日差しを浴びながら日向ぼっこをすることです。
とっても可愛いイタズラメーカーのおかげで、家の中にはプライバシーが存在しません。ふたりは家の中の様々な場所で夫婦のことを常に観察しているのです♪
そして、ふたりが出会ってからあっという間に7ヶ月が経ちました。ふたりは今もいつも一緒に過ごしていて、その絆は日に日に強くなっているそうです。
「彼らはとても愛らしく、私達の人生をより豊かに、刺激的にしてくれました。彼らは私達の元に喜びと幸せを運んできてくれる最高の子供達です!」とソリンさんが嬉しそうに話してくれました。
これからもふたりはお互いにたくさんの愛情を注ぎ合いながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)