ある日、瀕死の子猫の『ロージー』が保護されて、ハスキー犬の『リロ』が暮らしている家にやって来ました。歩くこともできなかったロージーの姿を見たリロは、飼い主さんと一緒に献身的な看護を始めました。
保護された日はぐったりしていたロージーでしたが、リロの愛情のこもった看護のおかげで、1週間後にはリロの頭の上を歩けるまでに回復することができました。
まだ幼いロージーにはお母さんのミルクが必要でした。そのためロージーがお腹を空かせると、いつもリロのお腹の中へと潜り込んでいきました。当然リロからはミルクは出ませんでしたが、リロの強い母性がそうさせたのか、次第にリロの胸からミルクが出るようになっていったそうです。
ロージーはいつも幸せそうにリロお母さんに寄り添いながら眠りにつきました。
保護直後のロージーは全く精気が無く、ほとんど動けない状態でした。リロはそんなロージーのことをずっと抱きしめて、一日中温め続けたのです。
保護以来、ずっとリロと一緒に過ごしてきたロージーは、自然と自分のことをハスキー犬だと思うようになっていきました。ロージーはいつもお母さんの姿を見つめながら「いつかお母さんみたいに立派なハスキー犬になるぞ!」と目を輝かせていたそうです。
こちらはリロ一家の記念写真です。ハスキー犬の家族に小さな一員が増えました。
家族はいつも一緒で、とっても仲良く過ごしているそうです。
そして、ロージーが保護されてから3ヶ月半が経ちました。ロージーは瀕死の状態だったのがウソだったかのように、いつもリロに寄り添いながら幸せそうに眠っているそうです。
また、すっかり自分のことをハスキー犬だと思い込んでいるロージーは、リロお母さんと一緒に散歩に行くのも大好きで、毎日のように近くの公園に出かけているそうです。
幸せそうなふたりの様子はこちら。
その後もすくすくと成長を続けたロージーは、日に日に大きくなっていきました。もちろん体が随分と大きくなった今でも、リロ達と一緒に元気いっぱいの毎日を過ごしているそうです。
ロージーの日常の光景はこちら。
こうしてロージーはリロの大きな愛情で、幸せな毎日を送れるようになりました。瀕死の状態だったロージーが、心と体を温めてくれる優しいお母さんに出会えて本当に良かったですね(*´ω`*)
出典:lilothehusky/lovemeow