人生に、もふもふを。

近づいてきた男性に駆け寄り、食べ物が欲しいと懸命に訴えかけてきた子猫。優しい家族の元で幸せな猫へと生まれ変わる

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ある日、フィリピンのマニラに住むブラム・アスンシオンさんが帰宅していると、道路脇の水道メーターの下に小さな子猫の姿を発見しました。

路上の子猫出典:Kathy Castro-Asuncion (lovemeow)

「子猫は大声で鳴いていて、行き交う車を怖がっていました。子猫の身体はとても汚れていて、明らかにお腹を空かせていました」とブラムさんの妻のキャシーさんは言いました。

寂しそうな子猫出典:Kathy Castro-Asuncion

可哀想に思ったブラムさんは子猫に近づいて行きました。すると子猫もブラムさんの方に駆け寄ってきて、ご飯を求めて鳴き始めたのです。

ご飯を食べる子猫出典:Kathy Castro-Asuncion

夫婦は子猫を動物病院へと連れて行き、お腹の虫を駆除してもらい、全身を綺麗にしてもらいました。その後、夫婦が献身的な看病を続けると、子猫は少しずつ元気を取り戻していったのです。

夫婦は子猫に『カラン』と名づけました。保護から1週間が経つ頃にはカランはすっかり元気を取り戻し、夫婦と一緒に遊べるようになったそうです。

遊ぶ子猫出典:Kathy Castro-Asuncion

こちらは保護から10日後のカランの姿です。夫婦の温かい愛情で、カランはこんなに元気そうな姿を見せてくれるようになりました。

元気になった子猫出典:Kathy Castro-Asuncion

夫婦は最初、カランが成長したら里子に出すつもりでいました。しかし、家で暮らす保護猫達に会わせた時に、その考えが変わりました。

「カランは最初から年上の猫達に好意的でした。そして、2日もかからないうちに、完全に切り離せない関係になりました。」

成長した子猫出典:Kathy Castro-Asuncion

猫達はお互いに寄り添い合って、一緒に家の中を走り回り、一緒にイタズラをしました。また、先住猫達はカランをお気に入りのベッドに連れて行き、自分達の王国をカランと共有し始めたのです。

仲良しな猫出典:Kathy Castro-Asuncion

そして、カランを保護してから3ヶ月が経ちました。カランはとっても健康的で、お茶目な猫へと成長しました。カランはいつも先住猫達と一緒に、次のイタズラの計画を立てているそうです(*´ェ`*)

くつろぐ猫出典:Kathy Castro-Asuncion

こうしてカランは優しい夫婦の愛情で、幸せな生活を手に入れることができました。今のカランを見ていると、ガリガリに痩せ細り、道路脇で助けを求めていたことが信じられませんね。

見つめる猫出典:Kathy Castro-Asuncion

カランはこれからも大好きな家族に囲まれながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:Kathy Castro-Asuncion/lovemeow

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